しまいこんだ言葉たちが、

わたしの中から溢れでる時を

今かいまかと待っている



そっと秘めておこうと押し込んだのはなぜ?



イメージの中のことばたちは

あんなにキラキラ揺らめいているのに

紡ぎだして、ひろげた文字たちは

そこらにありふれて、

どこかできいたことのある

つまらない響きばかり。



じぶんのちからに

がっかりするのがいやだったの



あのこにもできることなら、

わたしがやらなくていいじゃない



でもね


わたしとあのこの声のいろは

おなじなようでちがうから



わたしとあのこの背はちがうから

見える空のたかさもちょっとちがう



だから

わたしはわたしの色を

聴こえた景色を

ことばにしてもいいかなって

ちょっとずつゆるせてきたんだ