3月31日 土曜日 曇り


足の痛みはほとんど治りましたが、筋力がガタ落ちのようです。これではマズイと、このところの畑仕事の重労働でかなり鍛えましたが、さてどうでしょう・・・


そこで今日は、HK谷へ今春初釣行です。

強靭な谷やんが相棒で心強いのですが、春先の渓で初めて入る谷ですので、お助けロープを持参しました。


国道脇から直ぐに入れる谷なのですが、県内唯一の百名山の真北の谷で、2万図には堰堤の表記も無いのでかなり険しいのかと予想しました。


10時入渓、入渓地点で標高320です。



1週間前ぐらいに人が入った形跡がありました、当たり前ですね。

ここはハズレかな・・・


と、思ったら谷ヤンの竿が曲がってます。

こりゃ当たりかなぁ・・・



切石積みの堰堤が現れました。

作業道の名残りが左岸に見られました。

この谷の下部は、ゴルジュとまでは行きませんが右も左も巻けない廊下です。

滝の左側は辛うじて這い上がれそう、草付きの嫌らしい場所なのでロープを使いました。

帰りは左岸の笹薮を巻いて下降しました。



衛星写真を見るとP420辺りは開けているようなので、そこまで頑張って登ります。

今シーズン初に竿を絞ったのは泣き尺の肥えた岩魚でした。




谷ヤンも同型を抜いていました。

こりゃ、結構釣れそうです。




P420辺り。

山スキーの連中はこの右岸を乗っ越して国道に下山しているようです。


石積みの堰堤は壊れた物も含めて3基有りました。

P450の小滝辺りまで来ると岩魚のサイズが落ちて来ました。

地図上の水線は、まだまだ先まで表記されていますが、夏には水が無さそうです。

帰り足を残して置かないと谷ヤンに迷惑をかけますので、ここで納竿。

下山します。

14時入渓地点に戻って来ました。


この谷の核心部は国道から谷に入る場所です。

20メートルほどの崖の上に、トラバース用の廃道寸前の杣道が有り、当てにならない残置ロープが張ってあります。


ここがとても危険で怖かった・・・




帰宅後は岩魚の刺身で一献です。