(ハル) (1996) | カナダ日記 vol.2

カナダ日記 vol.2

もうカナダじゃないけど、日々のできごとをつれづれと、
気の向いたときに、適当に。。。のカナダ日記。

やっと見ました。(ハル)
黒い家に続き、森田芳光監督作品ですね。
といっても、(ハル)の方が先なんですが。

森田作品は、この色の感じがとても好きなんですけど、
この(ハル)もよかったです。
音になった言葉はあまりなくて、
文字と文字の間に映し出される日常。

パソコン通信、RT、ダイヤルアップのあの通信音、
ちょっと時代を感じましたが、それもまたなぜか心地よく。。。

お互いに、名前も知らない、顔も知らない、
何も知らないからこそ、本音が言える、
そういう場所が、そういう相手がいるってことによって、
今まで止まってた自分が動き出していく、
そして、お互いのメールがそのきっかけで、
それはかけがえのないものだったと気づいて。。。
ラストの方ででてくる、新幹線の、お互いに8mmで撮りあったシーン、
あれを見ていて、涙が出そうになりました。

見終わった後、爽やかな風が吹くというか、
心がぽっと温かくなるような映画でした。