【コラム5】ボークって...ナンだ?! | K.C.R.B.A News

【コラム5】ボークって...ナンだ?!

今回の題名、某番組からパクってみました^^
是非またやってほしいですね、「NANDA?!」

最近は、この手の類の番組もチラホラやってくれてますので
野球ファン、野球好きにはホントに嬉しい限りです♪

さて、今回の題材は「ボーク」です。

野球をしている人なら、必ず一度は耳にした事にある「ボーク」。

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簡単に言って見れば
投手の反則行為
ですね。

「反則」っていうとなんだかスゴイ悪い事のようにも聞こえますが
野球のルールってフクザツですから。。。
特に投手の方は、ホントに制約が多くて大変です。

今回、なぜこれを書こうと思ったかと言いますと
先日審判を担当させて頂いたチーム様から、質問メールを頂きまして。
(個人的に審判もやらせてもらってますw)

その内容は、
"俗に「牽制のウマい投手」って言われてる牽制って
ほとんどボークじゃありません?"

という内容でした。

...難しい。
非常にムズカシイ問題ですよ!?

一応、「Wikipedia」から転載しておきましょう↓


公認野球規則8.05項
http://bit.ly/c6JWIA

全13項に及び「こむずかしい事が一杯書いてある」のがコレ。

えー、感想から申し上げますと...
ほとんどボークにならない!!
という内容ですね。

そうなんです。
野球憲章や公認野球規則では、制約されているのは「ごく当たり前」の事だけで
それほど難しい内容ではないんです。

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ただし!

逆に「非常に多いケース」として規約には具体的に掲載されていない内容もあります。
それは、憲章や規約で規制されているのは
”あくまでおおまかに言うと”という例になっているので
そういう事項が載っていない関係で知られていない人も多いんですね。

[ニ段モーション]
ま、これは普通”投球中に止まる事だろ?”と皆思ってますが
結構普通に「止まってる投手」が多いです。
"ロッキング"と言って、ワインドアップで投げる投手にも多いんですが
振りかぶったまま一度止まる
これはロッキングでボークになります。

[セットの二度組み]
私が審判をやらせて頂く時に、最も多い「二度組み」。
捕手とのサイン交換をやる前にセットを組もうとして、
捕手からサインが出たのに気付いてセットを組もうとするのをやめて除きこむ。
...ボーク!!^^;

[クイックピッチ]
おお!投げる球が速いなー!!
って事では無いです。
「打者がボックスで構えてないうちに投げる」
って事ですね。
...まあ動作の遅い打者もいますので、これは審判が促してナンボなのですが
せっかちな投手はいますので要注意です。

などなど。

逆に、下記のようなケースもあって
「あれ、ボークだろ?!」
と思いこんでしまっている方々も多いんです。
ある方のBlogにこんな事が掲載されていましたが、
チョット見てみてクダサイ。



Q.右投手がセットポジションからプレートを外さず
1塁牽制球を投げる場合に踏み出す足(左足)の『幅』について
次の事を注意するように言われました。


 ○左足のつま先が1塁側を向いている。
 ○次に左足は、半歩以上踏み出している。
 ○その場で「右足を軸にターンしている投手」は、左足の踏み出しが少ない場合が多い。


 
...うーん。
これって...内容は判りますが「指摘するほどの事」じゃないですね。
必然的につま先は1塁側を向くでしょうし、「半歩」って...^^;

要するに、プレートをハズして投げる牽制以外は「ボークにしたい」、
って言ってるようなモンですよね。

確かに、学生野球などで上記のような牽制をする投手は前ほど見かけなくなりましたね。

特に「素早くターンしてけん制する投手」は草野球界でも
大概1試合の中で審判に注意されているのをよく見かけます。

ですが、これはよほどの事が無い限り「ボークにあたらない」はずなんです。
プロとアマの違いはありこそすれ、
牽制の規約やルールにはプロもアマも違いは無いはずなんです。

実は、これは私のチームでも似たような事を言われた事がありますが
「半歩以上」とか「つま先が1塁側を向いている」ってのは
どこが基準なのかまったくわからず。
ひいき目で見ても、明らかに1塁ベースに向いた牽制だったと思いますが...
注意や指導にしても「決まっている基準」が聞く方によってバラバラ。
それよりも反転する前に肩が動いているという事を指摘するのならば
ボークに値するわけですが、そこは誰も指摘しているのを見た事がありません。。。


まあ、これはあくまで1例ですが
つまる所「審判員や協会員の話した事」にかなりチームの基準が左右されてしまう事も多い、
という事なのかと思います。
審判員や団体によって無くなってしまうルールや規約、ひいては技術も少なからずある、
という事でしょうか...

決して全ての方がそうではありませんが、
団体や指導者によって審判員の知識や技術はバラつきが出てしまうのも事実。
ジャッジは絶対に従わなければゲームは成り立たない事ですが、
「不可解な判定」などには試合後などに納得の行く説明を受ける事も大事だと思います。
なんせ次の試合以降も関係する話ですものね!

知識や経験値の高い、素晴らしい審判員の方や
協会員の方ばかりでは無い訳ですから、やはり知識については
可能な限り持っておく事に損はありません。
ルール・規約は「長いしフクザツ」なのでメンドくさいですが
一度目を通してみて、審判の方などに質問してみるのも良いでしょう☆

ボークはその投手にとっての生命線に関わる事
だったりします。
この事でゲームが壊れたり、ペースを掴む事もあるので
詳細を調べて、効果的な「マウンド捌き」になる事を願います。


連盟や協会の指導により、指摘されるボークと
規約やルールで認められているボーク。

チョット違いがあるようです。