今の自分ができることって何だろう。 | 世界のチョコレートと旅暮らし手帖

世界のチョコレートと旅暮らし手帖

1粒で幸せになるチョコレートの世界。美味しい魅惑のチョコレートを求めて、様々な地に訪問する筆者の仕事レポートと、ショコラ会等イベント情報のお知らせなどをお伝えします。

こんにちは。トモエサヴール代表 チョコレートソムリエ さつたにかなこです。

まだまだ台風・地震の影響がありますが、大変だよねーといっているだけではなにも動かないし、いつもと同じように頑張っていこう!と思います。どうしてもご迷惑をおかけしてしまうことがありますが、なるべく早く事態収拾に努めていきます。

 

私が直接チョコレートを輸入して販売するようになった理由と、私が多く扱うBean to Barブランドの人たちの考えていることの根っこは同じです。買うことで、カカオ生産国の貧困などの状況を支えていける、変えていけるということ。だからいつも

ありったけ買います(笑)

 

買うということは、あなたのやっていることに賛同して私はあなたの活動を支援します、と言っていることと同義だと思うんです。だから、私の活動については輸入しようと決めたんです。賛同しているチョコレートメーカーからチョコを買うということで支えていこうと。

チョコレートメーカーはカカオ農家さんからカカオを買うということで、コミュニケーションを作り、そこから1ステップ1ステップ信頼関係を築いて、カカオ農家さんのカカオ品質の向上のための「聞く耳」をもってもらえるような関係性を構築していく。とってもシビアです。ただそのへんから来た人のアドバイスなんて聞けないですからね。

 

と、同時に私にはコミットメントがもう一つあって、それは買ってくださる方においしさとか、喜びをたくさん得てほしいということ。だからどんなに賛同していてももし美味しいとおもえなかったらいけないから、、個性あふれるおいしさをいつも探していたり、その美味しさを理解してもらえるために伝えられることは何かをいつも考えています。買ってくださる方はサポーターです。裏切ることはできません。だから美味しいもの、安全なものを届けたい。これは、作り手と買い手の間に立たせていただく身として、絶対です。両方の意見の橋渡しもできる。

インターナショナルチョコレートアワードの審査員をする理由もそこにあります。

 

美味しいというのは、個人的な体験で、それぞれ1人1人が違うものです。でも経験が作る美味しさもあるので、慣れない知らないからわからなかったものから美味しさを感じ取るようになることもある。そういうことがチョコレートイベントでシェアすることなどで、一緒に体験したりお話したりすることの理由です。

 

どんなことがあっても負けずに、前を向いて生きていけるのが人間の強さ。

1人の力は案外大きいです。

あなたの力もとっても大きいです。

 

私たち1人1人はすごく大きな力をもっている。その可能性に気づいて使いきれるのは、やると決めて動くことだけですね!

これから素晴らしいチョコレートのこと、もっと伝えていきますので、どうぞよろしくお願いいたします^^