先日、祖父の親戚が例の器械を持って来た。
私は
「これは売れてるんですか?」
と聞いたら
「売れてる!!」と言った。
しかし、
あらかじめその器械を製造した会社のホームページを見たのだが、
資本金がたったの300万しか無く、
設立して17年も経っているのに未だに有限会社なので
儲かっていない証拠なのだが
そのことを突っ込んだら
「商売が上手い人じゃないから…」と。
言っていることが矛盾している。
「父はこれで治るんですか?」
と聞いたら
「治るよ」と言った。
「片麻痺も失語症も認知症も治るんですか!?」
「治る!!」と。
私が言っているのは父が100%以前のように戻るのかということ。
中途半端では困るのだ。
なにを根拠に断言出来るのか理解が出来なかった。
しかし祖父と充分に話し合った末、
器械を買わないということで
昨日、親戚が器械を引き取って帰って行った。
また一つの壁をを登り切った。
そして昨日の夜中、
物音がしたので下に下りてみると
お風呂場の中で父が立っていた。
促して介護ベッドに寝かせたのだが
翌朝、父にそのことを聞いてみたら
覚えていないみたいだった。
今はまだ序章にすぎないと思う。
長いこの先もさまざまな壁が出てくる。
私はそれを一つ一つ超えて行けるのだろうか。
でも、出来るなら、それを超えて行って、
もっともっともっともっと
強い人間になっていきたい。