ベストセラーになっている『嫌われる勇気』を、遅まきながら読みました。
![]() | 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 1,620円 Amazon |
最近よく目にする『アドラー心理学』に基づいた書籍ですが、アドラー心理学関係の本を読んだのは初めてでした。
かなり目から鱗な部分もありました![]()
アドラー心理学では「トラウマ」は存在しないと謳っています。
一般的な「あなたが苦しんでいるのは、過去のここに原因がある」という原因論ではなく、「自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである」という目的論を主張しています。
例えば、引きこもりの人がいるとしたら、幼い頃に虐待されたことによる社会不適応者になったことが原因ではなく、社会に出るのが怖いために引きこもりになるという目的を達成しているという論です。
この一説を読んだ時に驚いたと同時に、「やはりそうか」という思いもしました。
私がかつて半ひきこもりだった時に、仕事の人間関係が原因で体調不良となり、不安神経症と診断されたのですが、会社を辞めてもなかなか回復しなかったんですね。
私は顕在意識では「病を治して、早く社会復帰したい」と思っていましたが、潜在意識では「もうあんな思いはしたくない。このままひきこもっていたい」という思っていたのでしょう。
その為には、「病気でいる必要」があったんですね。
なかなか奥深いアドラー心理学ですが、少し長くなりそうなので②に続きます。
