前記事はこちら⇒『嫌われる勇気』を読んだ感想①
前回の続きになります。
この本を読むと、「人は怒りをねつ造する」という項目があります。
例として、喫茶店で本を読んでいる男性。
通りかかったウェイターが、上着にコーヒーをこぼしてしまう。
しかも買ったばかりの一張羅に。
カッとなった男性は、思わず大声で怒鳴りつけた。
普段公の場で大声を出すことなどない男性も、この時ばかりは怒りに駆られ怒鳴りちらした。
そこで、これは「目的論」なのか「原因論」なのか?
こんな場合でもアドラー心理学は「目的論」を主張しています。
なぜなら、この男性は「怒りに駆られて、大声を出した」のではない。
「大声を出すために、怒った」のであると。
大声を出すという目的をかなえるために、怒りの感情を作り上げたのです。
大声を出すことによって、ミスを犯したウェイターを屈服させ、自分のいうことをきかせたかった。
その手段として、怒りという感情をねつ造した と説明しています。
かなり衝撃的な内容でしたね![]()
私が思うに、すぐにキレたり暴力を振るったりする人は、口論になった時に、相手に自分の気持ちを伝えたり、理解してもらうことが苦手なのでは?と。
そして、普段は温厚だったり、気の弱い人に多いように思います。
本当は冷静に話し合えば済むところを、それで相手にコントロールされてしまった経験が多いと、それを回避するために強行突破に出るような・・・。
「怒り」が目的を達成するために使っていないか、自分を一度振り返ってみるのも面白いかもしれません。
