こんにちは。
浪人生、ピカチュウです。
今回は、英語長文を和訳する問題を解いていきます。
意訳して満点解答を目指すよりも、0点解答を防ぐためにきっちりと直訳することを目指しましょう。
では、早速見ていきましょう。
the ratio of brain weight to body is at a maximum at birth and decreases with age, reaching a fairly steady level by maturity.
これを和訳していきましょう。
まず、この文の主語は、the ratio of brain weight to body です。
この to は、名詞と名詞の間にあるので、 A to B で 「Bに対するA」 と訳すのが無難でしょう。
訳すと、「身体に対する脳の重量の比率は、」 となります。
次に、動詞です。
ここでは、 is at a maximum at birth と decreases with age という2つの動詞句が and で結ばれています。
訳すと、「出生時に最も大きく、年齢とともに減少する」 となります。
最後に、今回最も重要な文法、「分詞構文」が出てきます。
, reaching a steady level by maturity.
結論から言うと、 「, ~ing」 の形は 「そして」 と訳し、付加的な説明をしているのです。
分詞構文というのは、分詞が文の内容に対して付加的な説明をすることであり、
主語と能動の意味関係があるときには現在分詞を、
主語と受動の意味関係があるときは受け身(being done)を用います。
訳すと、「そして成熟するまでにほぼ一定の水準に達する」 となります。
今回の場合、主語「身体に対する脳の重量の比率」と、分詞構文の「水準に達する」というのは能動の関係にあたるので、現在分詞が用いられていました。
理解出来ましたか?
最後に解答を書いておきます。
<解答>
身体に対する脳の重量の比率は、出生時に最も大きく、年齢とともに減少し、そして成熟するまでにほぼ一定の水準に達します。
ありがとうございました。