自分と未来のポニョへの記録
2016年8月
胆管がんが発覚して3ヶ月の頃
放射能治療2クール目?がはじまり痩せて目が窪んできた頃
大学病院のお偉い先生に言われたことは
肝臓に転移大きいものは8センチ以上と数センチが数個、リンパにも転移
今回の放射線と抗がん剤が効かなかったらもう治療は無し、緩和ケアにうつりますと坦々と言われました。YUさんは48歳。ポニョは8歳。私は44歳。
私にも卵管に腫瘍が発覚。YUさんと同じ8センチ。確率で云うと良性90%、癌10%(良性腫瘍2017年に摘出済み)
メンタルも体調も悪いYUさんを元気つけようとポニョが寝てから今後について話し合いました。
それまでは「何か生き残る方法がある」と信じていた私達夫婦。やっぱり・・・数年しか生きられない不安がありました。
『余命』を医師に聞く勇気は無かった二人とも。
私から発した言葉
外国でも胡散臭い地方の病院でも良いから肝臓移植してくれる病院探そう。保険の利かない高額がん治療しよう!YUさん実家売って治療費に当てよう。私達の小さなマンションに住めば良いじゃん。貴方の稼ぎなくても私のお給与で生活出来るよ。私が稼ぐからYUさんは「主夫」になって。
仮に貴方がすぐに亡くなっても【早死家系の私が長生きして】ポニョを立派に育てるし、ポニョが成人するまで後12年は◯◯家嫁として◯◯家守るからさ!
絶対嫌だって言ってたけど、YUさんと私【夫婦お位牌にして一緒のお墓入ってあげるよ!】
本心は13回忌までは無理でも7回忌までは◯◯家守る。大嫌いな義理実家のしきたり出来る限りやる7回忌までは。っておもっていました。お位牌は良いけど姑と一緒のお墓はやだなぁ。実家の墓にYUさんと私入りたい。
後30分で自分の心の中の約束が終ります。7回忌が終わったら◯◯家の嫁仕事疎かにしてフェードアウトしていこう。(少しは嫁仕事するけど)
自分の人生取り戻そう。
新生かなぶん。【新生】って良い響き♪
そんな新しく生まれ変わる私の話しでした。