冬の食中毒患者数が2009年の528人から昨年には1041人と2倍近く増えるなど、冬季の食中毒が猛威を振るっている。食中毒を引き起こすウイルスの一種、ノロウイルスがインフルエンザや口蹄(こうてい)疫ウイルスと同様、低温でより活発になるためだ。
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食品医薬品安全庁が先月30日までにまとめたところによると、2007年から4年間の食中毒統計を分析した結果、冬季(12-2月)の食中毒発生件数は平均57件と集計された。特に、1年を通して発生したノロウイルスによる食中毒のうち、冬季の発生率が急上昇していることが分かった。ノロウイルスによる食中毒の冬季の発生率は、2008年の27.5%から昨年は45.2%に上昇した。
ノロウイルスは、汚染された野菜や果物、カキなどの貝類、地下水などを殺菌・洗浄、加熱しないまま摂取した場合に感染する。低温で活発に成長し、病原性大腸菌などと違ってマイナス20度以下の環境で数十年間生存できる。また、少量でも食中毒を引き起こすことができる。
ノロウイルスに感染すると、24-28時間後に嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出るが、成人の場合は通常1-3日で自然に治る。だが、子どもや高齢者などは脱水症状を起こす可能性もあるため、注意が必要だ。ノロウイルスに対するワクチンや治療薬は開発されておらず、徹底した予防以外にこれといった対策がない。
食品医薬品安全庁のパク・イルギュ食中毒予防管理課長は「感染を防ぐには、カキなどの貝類は85度で1分以上加熱し、野菜や果物は殺菌剤や洗剤を使って流水でよく洗う必要がある。消毒や掃除といった衛生管理にも気を配るべきだ」とアドバイスしている。