心からお見舞い申し上げます | 吉井歌奈子オフィシャルブログbyアメブロ

心からお見舞い申し上げます

東北関東大震災で被災された方


またはご家族ご親戚、ご友人が被災された、というみなさま



心よりお見舞い申し上げます。





被害の大きさがわかってくるにつれ、

あらためて地震の恐ろしさに身がすくみます。







わたしはあの時間

アジアクロスロードの放送準備をしていて

編集機の前でデスクや編集さんやTKさん、送出スタッフと

コメントの読み合わせをしていました。




まず報道部に


ピンポン、ピンポン、というチャイムと

「緊急地震速報が発令されました」という

けたたましいアナウンスが流れたので


「地震がくる!」と構えられました。



それでも



これまで体験したことのない揺れの大きさ

そして長さに驚いて


立っているのも怖かったです。






編集機のデスクの下にもぐって

揺れが収まるのを待ちましたが

その間も「床が抜けるかも」と先が見えない恐怖を感じました。



いつもは静かなフロアですが、

さすがにあのときは騒然としました





しばらくして

部屋中のモニターに

あの津波の映像が映ったとき、

9.11の映像くらい信じられませんでした。



もちろん

アジアクロスロードの放送は中止となり

局を出ると、

徒歩で帰路を急ぐ人の波が続いていて


車も大渋滞、

タクシーは長蛇の列


なぜこんなところに行列が?

と思った先には、公衆電話がありました





わたしの部屋もかなり揺れたようです。





テレビは倒れて

部屋の食器が割れて散乱していました

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トイレのタンクから水が漏れたのか

洗面所も水があふれていました。




最初はショックで途方に暮れたけど



報道を見ているうちに

そんなこと言っている場合じゃないと気づかされました。




いまなお

安否の確認がとれないお知り合いがいたり、

避難を余儀なくされているみなさんのストレスはいかほどかと思うと

胸が痛みます。


どうか寒くなりませんように

原発の近くで雨が降りませんように