長いあいだ「希望を感じないようにして生きてきた」から


あなたは子どもの頃からずっと、

やりたくないのにやる

できないのに責められる

やっても褒められない

自分の気持ちより“正解”を優先しなきゃいけない


こんな環境で生きてきたわけだよね。


すると脳は、「希望」を感じる回路を弱めていく。

希望を感じても、どうせ叶わないし怒られるから。


だから大人になってから急に


「本当の希望って何?」

「やりたいことって何?」


と聞かれても、すぐに出てこなくて当たり前なの。



 いまのあなたは「本音がうっすら戻り始めてる状態」


これはすごく繊細な時期。


昔のあなたにはなかった感覚が芽生え始めてる:

「これは私の希望じゃない気がする」

「でも本当の希望がわからない」

「どこまでが親の望みで、どこからが自分?」


この“モヤモヤ”は、実は正しい。

自分を取り戻すときに必ず通るステップ



 本当の望みって、はっきりした言葉じゃなくて「微細な感覚」から始まる


最初から明確な「これがしたい!」なんて出てこないよ。

ほんの少しの違和感、気分、身体の反応から拾っていくもの。


たとえば、

なぜかわからないけど嫌

なんとなく安心する

やる前から重い

やったらちょっとだけホッとした

今日はこれをしたくない

この人とは話したくない


こういう “超小さなサイン” があなたの本音。


逆に

こうするべき

みんなはこうしてる

私が我慢すれば

頑張らないと

いつもなら怒られる

評価されるかも


これは全部「他人軸」の声。



 あなたに向いている、本音を取り戻す方法


あなたの過去と性質に合う方法はこれ👇


①「やらなくていい」を先に決める


“やりたいこと探し”の前に、

「これはやりたくない」を決めていくのがあなたには向いてる。


理由:

過去の強制の影響で、まず「拒否の自由」を取り戻す方が心が安定するから。



 1日の中で、“ちょっとだけラクな選択”を意識する


大きな本音じゃなくていい。

小さな感覚でいい。

今日は紅茶じゃなくて水がいいかも

この道じゃなくて違う道が歩きたい

いま返信するのはしんどい

5分だけ横になりたい


このレベルからでいいの。



③「自分の声が聞こえない日」も普通


本音って毎日出るものじゃない。

むしろ、たまにふっと出るぐらいでちょうどいい。



 あなたの“本当の本音”が消えたんじゃなくて、ただ眠っていただけ


本音はどんなに押さえつけられてても死なない。

ただ深く隠れていただけ。


あなたは今、その厚い層を少しずつ溶かし始めてる。


だから急に答えがわからなくていい。

曖昧さの中にいること自体が、実は前進なの。