2022.10.22 

主演映画「空のない世界から」舞台挨拶 in シネ・リーブル池袋

 

 

 

 

情報解禁になったのは8月。

以前から主演映画2作品が控えていると、本人からも情報が出ていましたが

待ってました!!!

 

タイトル

「空のない世界から」

 

そしてポスターも公開。

メッセージ、ヒューマン性が高い作品なのがこのビジュでも伝わってきます。

 

そして、あらすじ

 

大きなお腹を抱え、痛々しい傷を負った麻衣香(兒玉遥)が、夜道を必死に走る―。
DVを受けた旦那から逃げ出してきた麻衣香が辿り着いた場所は、郊外にポツリと佇むラブホテルであった。 北岡さん(窪塚俊介)に助けられ、住み込みで働きながら娘のさくら(つむぎ)を育てて早7年。 麻衣香は娘の存在を誰にも知らされないようひっそりと暮らしていたが、さくらが小学校に通う年齢になり、さくら自身も小学校入学を待ち望んでいる。
しかし戸籍を取得しておらず、麻衣香はさくらにどうしてあげたらいいのか分からない。そんな時、彼女の背中を押してくれたのは、世の中から「必要ない」とされている人々であった―。

 

※HP原文のママ

 

 

 

今回の、兒玉さんの役は

 

 

母親、そしてシングルマザー

今までにない役で私としても新たな女優 兒玉遥の姿が見れるワクワク感が高まります。

撮影は昨年の8月真夏の暑い中の撮影。

この作品の色んなお話を聞ける機会がありました

〝舞台挨拶〟

初日公開は10月21日でしたが、その翌日10月22日 シネ・リーブル池袋にて2回舞台挨拶がありました。

ありがたや!

 







仕事の休みを無事確保出来まして、2回ともいくことが出来たので印象に残った内容をメモ書きで残しましたのでここにメモしたいと思います。

 

その前に、各メディア作品・舞台挨拶について取り上げられた記事の特に見やすいものを貼り付けておきます。

 

 

個人的にこちらテレビジョンさんのインタビュー内容が充実していて好きです。

 

 

 

 

 

 

 

メディアの方達が入ったのは昼の舞台挨拶、共演者の皆様も壇上してとても華やかでした。

スペシャルゲストも登場!

 

さっそれでは各メディアに取り上げられなかった内容もメモ帳に書き留めているので

思い出しながら、書いていこうかなっと

特に1回目の舞台挨拶は内容の濃いものとなっているのでこちらを残したいと思います。

 

これから映画を見る方はもしかしたらネタバレしちゃうかもしれないので、、、、

それでも大丈夫っと言う方はどうぞ。

 

朝一番の舞台挨拶

①10時30分 上映以後 約15分間程度

壇上 監督 小澤和義・主演 兒玉遥

 

小澤監督 ビシッと黒スーツで登場。思っていた以上にオーラがありそしてイケおじ❤︎

兒玉さんもエレガントで素敵なワンピで登場。

 

 

 

 

○撮影を振り返って、今のお気持ちは

 

「去年の夏頃撮影で、待ち侘びていた公開日を迎えられこうやって皆さんの前で舞台挨拶もできて幸せです。」

 

○アイドルを経て、女優としてのお仕事はどう?

 

「それぞれの良さがあるが、お芝居は普段の自分とは違う人物になれるのが一旦、自分を忘れられるのが、私にとってはとても楽しいしデトックスのような感覚があります。

やはり演じているときは、その時の葛藤はあるがその時間が自分にとって楽しいと思える瞬間

アイドル時代のことが生きている時もあれば、まだまだだなっと思う時もある。」

 

○来月写真集されるということで、グラビアのお仕事はどうですか?

 

「6年ぶりの写真集で25歳の私を撮っていただきました。

昔から私を知っている方、初めましてと言う方、見た人を驚かせる物を作りたい、

写真集と聞いて皆さんが想像するイメージがあると思うんですけど

その想像を飛び越えるような、色々な撮影に挑戦したので是非見て頂きたいです

期待して下さい。」

※ナイス宣伝

 

 

 

 

○小澤監督が撮影で大切にしたこと

 

最初に司会の方が、兒玉さんのアイドル時代ってご存知ですか?

っと監督に質問したところ

「その質問は愚問だよ」っと喝 笑

 

今回の映画が初対面、、、ではなく中野英雄さんの動画チャンネルでの撮影入れ替えで

会ったことがあるが、しっかり関わったのは今回が初めてとのこと。

作品を撮影するにあたって兒玉さんにアドバイスしたことはあるか?との質問に

 

 

 

 

監督「作品に関して最初からお芝居のアドバイスはしなかった」

「1番大事なことは、空間作り」

「スーッとお芝居に入れる環境を作ることをした」

これを大事にしていたとのことで、深い。

そして台本については

「元々歌手の子だから、なるべく家で声に出して台本を読むのはやめてくれっと言いました」

音楽に触れて耳が良いと思うから、声に出して読むと型にハマった感じで覚えてしまう可能性が

そうなると相手のセリフが帰って来た時に、同じ型にハマったセリフを言ってしまう。

場面や雰囲気にあったセリフが言えなくなってしまう

これを懸念してなるべく声に出して読まないことっと伝えたとのこと。

 

なるほどー深いなーーー

 

そんな話の中、監督からのリクエストを聞いた時は

兒「家で台本を読まなくてもいいんだっやったーって思いました」

小「そっち!!」

 

おいっ!!笑

監督のツッコミのあと即修正に入る兒玉さん笑

 

兒「言葉に出して覚える癖があったので、音で覚えるって感覚は言われてたしかにっと思いました。自分の中で固まってない方がやりやすいっと言う感覚を今回の撮影で学びました。」

 

○兒玉さんが小澤監督の印象に残ったこと

 

兒「カメラが回る前にカメラにパワーを伝えるためのアップ方法を教えていただきました。しっかり意識してレンズの奥に伝えるぞっていう気持ち。観れもらえる人に伝わるものが違うので、それを監督が言葉にして教えてくださったのでこれからもやっていきたいと思います。」

 

小「スーパーサイヤ人になるんだよね、オーラを纏うんだよ。」

 

 

 

 

これですな!!

 

小「雰囲気として映像に残るんだよね、その方法を伝えました。」

 

貴重なアドバイスいただいたんだね。

 

○小澤監督が兒玉さんの印象に残ったシーン

監督がこの作品を撮るにあたって4つポイントがあって、それに合ったものが撮れた時は

プロデューサーさんと拳を合わせていたとのこと。

 

 

 

小「撮影が進んでいくうちに彼女の理解が早いので、どんどん確実に良くなっていったし、ラストの表情と最初の表情は別ものになっていましたね。」

 

監督は最初の打ち合わせの時に、兒玉さんにこういったとのこと

 

〝悪いけどブスに撮るからね〟

 

主人公が人生どん底で暗く下を向いて過ごしている日々が、麻衣香がストーリーが進んでいくにつれて力強くどんどん綺麗になっていく様をおさめたかった。

無国籍というテーマがあるがそれはメインではなく、監督は一人の女性が強くなっていく・巣立っていく様を撮りたかったっとのこと。

これは観ていただければ監督が届けたかった内容がわかります。

そしてストーリーが進むにつれて麻衣香の瞳に光が射してくるのがわかります。

 

 

 

 

〇撮影中のエピソードはありますか?

兒「つむぎちゃんとずっと一緒にいたんですけど、大人ばかりの撮影現場で最初は緊張していたみたいなんですけど、しゃべっていったらすごくお喋りしてくれて友達になれました。」

そして監督が

「僕のことは怖がってたけどね」

 

笑 もーそこは、、、、なんとも言えない笑

 

兒「最後は猫のものまねとかしてくれるようになって、あざとかったですよキュンとしちゃいました、可愛かったです。」

 

 

 

兒玉さんつむぎちゃんにメロメロのご様子。

 

監督は、8月の撮影とにかくクソ熱い中の撮影だったので共演者の心配や、兒玉さんについては全力で走るシーンが

多やったので倒れないか心配だったとのこと。

 

拳を合わせられるシーンを撮るために、俳優陣、撮影スタッフみんな一丸となってこの作品作りをされているんですよね。

完成までのこの1年あまり皆さんの魂がこもった映画であることを感じました。

 

 

 

 

そして、ここで兒玉さんかましてくれました。

そのほかに思い出に残るエピソードはありますか?っとの質問に

答えたのは

 

兒「最終日の焼肉弁当が美味しかったです。」

 

wwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

らしいね、兒玉さんらしさ炸裂いたしましたwwww

そして監督が

「あれ最終日だったけ、最終日前じゃなかったけ?いい弁当だったから印象に残ったんだよね。」

 

小澤監督、、、、、優しい、、、ありがとうございます!!!

 

それではここで時間ということで最後締めのお言葉でございます。

 

 

兒玉「今回初めてシングルマザー母親役という私にとって女優として体当たりな役柄でしたが、女優としての幅を広げられる機会だなっと思って演じました。観ていただいた皆さんに作品と共に、これからが楽しみだなっと思ってもらえたら嬉しいですし、これから役者としての幅を広げていけたらと思っています。」

 

 

 

 

初主演作品公開、女優として転身してから3年。

個人的には想像していたよりも早く彼女の主演映画を観ることができたなっという印象です。

 

 

この作品を観て。

 

母と言う存在の偉大さをあたらめて感じました。

 

私の職場にはアルバイトフルタイムで働いているシングルマザーのスタッフがお2人いるんですが、お子様が2.3人いらっしゃって、元気でお転婆なお子様の様子が会話で分かります。

 

朝、子供達を送り出して、仕事、そして終わったらお家で子供達のご飯やお世話をする、クラブ活動や部活をしていればそれの送り迎え。

仕事が休みな日も、子供達を中心とした生活。

お母さんには完全オフは無いのです。

 

私は結婚していないし、子供も居ませんが、身近な人達とのコミュニケーションの中で〝お母さん〟の凄さは心から尊敬するレベルです。

 

そして、私自身今年母が他界したのですが、自分が辛い状況のなか娘の私を気にかけてくれ、最後の最後まで私への愛を注いでくれました。

 

子供はなによりも変え難いもの。

 

麻衣香にとって娘さくらはたった1人の家族。

世界で一番大切な人で、守りたい人なんだなっと

 

私が映画の中で1番印象に残ったシーンがありまして

 

 

夜ベッドで寝転がる浮かない表情の麻衣香とお喋りするさくら

さくらが、いつ小学校へいけるのか言い出し麻衣香には耳が痛い話題

麻衣香が顔を歪ませて

〝いいから歯磨いて寝なさい〟

と強い口調で言ってしまう

さくらは黙って言うことを聞き、歯を磨きに洗面台にいく

その姿を、後悔と罪悪感、切なさが入り混じった表情でさくらを見つめる麻衣香の横顔

 

胸がギューっと締め付けられ…

母と言う立場でこの先の不安、我が子の望みを叶えられないもどかしさに、涙が溢れました。

作品を通して麻衣香のさくらへの深い愛がずっしりと伝わりました。

 

 

 

 

麻衣香を家族の垣根を超えて寄り添ってくれる〝いらない〟人達がいてくれたことで

彼女の背中を押し、大きな一歩を踏み出すことができた。

 

想像の数億倍、心に残る作品です。

 

この作品を通して、女優 兒玉遥としてまた一段と経験を積めた、幅が広がった作品になったんだろうなっと観ている側もこれからの彼女のお仕事、お芝居が楽しみになった作品でした。

 

素敵な作品をありがとうございます。

 

今後も女優 兒玉遥から目が離せません。

 

 

 

 

 

 

~アナザーストーリー~

 

そのあとの2回目の舞台挨拶

 

つむぎちゃんがかわゆかった!!!

癒しよねーーー

ちゃんとさ、はるっぴのことを「兒玉さん」っていうのよ!!

かわいすぎる。

 

つむちゃん

オーディションの時から来てくれたので、安心して演技ができた。

踊るシーンの振り付けを考えてくれて(はるっぴが振り付け)、ちゃんとできるか不安だったけど

一緒に休み時間も練習してくれて、嬉しかった。

 

うぅぅぅぅ、かわいい

そして、兒玉さんの演技はどうだった?っとの質問に

声が通っていて、演技も上手くて素敵だった。

 

兒「褒められた♥」

 

ご満悦♥

これはメロメロになりますわ。

個人的にはるっぴがお母さんになる日が楽しみになりましたとさ笑

 

昼の舞台挨拶も秘話が聞けて楽しい優雅な時間でした。

舞台挨拶を拝見できてさらにこの映画に愛着が沸きました。

観れるだけ見たい!!!

 

ぜひ、劇場に足を向けてください!!

 

 

そして、その後はメロっぴさん達と安定の感想大会!

 

 

映画見た方なら共感していただけるかな

猛烈に焼きそばが食べたくなる笑笑

 

はるっぴの話題でワイワイ出来るこの時間も楽しみの一つ

来月11月には次の主演作品が控えております!!

どんな作品なのか楽しみで仕方がないです。

 

では、この辺で!

 

 

writing かな坊主