お互い仕事が休みだったりしてもメールのやり取りしたり

その話の中でも印象に残ってる話の一つ。
今から10年近く前の話。
昔から可愛がってた一人の後輩が亡くなった。
自殺だった。
けれど、本当は自殺に見せ掛けた他殺。
おおよその犯人は知っている。
その話をした時のあの人の瞳からは、強い怒り、悲しみ、悔しさ……色んな感情が溢れていた。
私は言葉に詰まった。
あの時の瞳は、どんな言葉をかけても、それを受け入れないような、
強く、でも寂しい悲しみを帯びた瞳だった。
運転していたからほとんど横顔だったけど、
信号待ちの時とか、なるべくこちらを向いて話してくれた。
だから余計、私も切なくなった。
大切な人を失うと言うのは、残された者に色々な思いを遺す。
仕事中でなければ、私もあの人を
抱きしめたい…。
そう思える位、まだ立ち直れてないような、ふっ切れてないような……
そんな顔をしてた。
身体全部で、何かを訴えていた。
受け入れたいと思える自分がいる。
もっと知りたいと思える自分がいる。