能登輪島門前お片づけの日 | 古民家ヨガ小松 yoga studio as 加賀大聖寺

能登輪島門前お片づけの日

2024.01.01 元旦16時頃

石川県能登半島地震が発生しました

七尾ヨガにお通いの

輪島市門前町にお住まいの生徒さんの家屋が大きな損害を受けました


発生から5ヶ月目に入っても、

今なお、連日、仕訳、片付けに終われる日々を過ごしていました

このGWを利用して、みんなと協力して片付けることにしました


古民家ヨガチームは、各々が現地に向かい、

車台数4台、総勢10名で現地集合、お片づけ開始となりました


その中で、今なお、能登輪島へ向かう道は凹凸が激しく、道路の復旧もあまり進んでおらず、GWの混雑もあって3時間ほどかかって目的のHさんのご自宅に到着しました


Hさんのお宅は思ったよりも、壮絶でした↓

すべて倒壊した建物


↓ここには金庫があったらしく、それは探し出してもらえたそうです

ちなみに水漏れしていたことに気づいたEちゃんと旦那様が、潜って、手を突っ込んでくれて、それを止めてくれました


4月の上旬まで断水していて

1週間くらいにお風呂に入らないのは平気になったそうです


被災後、大活躍してくれたビニールハウスは、

今も運び出した家財を守ってくれていて

今回こちらへの運び出しもあったそうです


極寒の真冬の1月にビニールハウスで暮らす日々は

想像するだけで壮絶です


でも一番キツかったのは

1月1日のはじめての夜だったそうです


真っ暗な中、避難所は高齢者を優先していて、人が溢れていて、

若年層は、外のドラム缶に火をたいて、そこで暖をとっての夜明かしだったそうです

まだなにも物資もなく、

情報もなく、余震の続く不安な中で夜を過ごすのは、大変な恐怖だったと、話してくれました




男手みんなで、大きな家財を運び出し、近くの家財廃棄所に捨てに行く

本日の1番の仕事です

壊れ落ちた塀や瓦礫、不要なクーラーや、室外機、これらも、取り外し、切断し、

みんなで持って運んで捨てに行きました

布製品もできるだけ外して捨ておいてほしい

とのことで、

カーペット類、カーテン類も、みんな総出で、外して、巻いて、畳んで、暇で縛って、廃棄お片づけしました

沢山で協力してやると、本当に早くて、

あっという間に片付きました


でも、それもこれも、Hさんが、ほぼ徹夜で

5/3に来る、私たちのために、モチベーションあげて、できる範囲でコツコツと作業、準備し続けてくれていたからです

到着した時、引越し業者さんが入ったかのように

綺麗に片付け分別なされていて

あとはみんなで運び出す、

そんな状態にしてくれていた模様です


1月から5月まで

お仕事に行く、帰ったら、片付ける、

そんな毎日で、水もでなくて、

水をもらいに行く

支援物資をもらいに行く

そんな毎日で

そんな中でも

お仕事は通い続けて、

しかも普段でも通勤、車片道1時間、往復2時間だったところが、

震災の道路通行止めなどにより、

片道2時間、往復4時間となったのです

電車通勤と違い、運転し続ける通勤は、夜勤もあるHさんにとっては、睡魔との闘いです

そんな状態で帰っても、食べながら寝るくらいの状態で、時間は全て片付けに費やし、

ほんの少しの時間に、

送らせて頂いた、ヨガ動画で、瞑想、練習でお身体整えられていたそうで、

本当にお疲れ様でした


終了後、晴れ晴れと、

これであとの連休は、少し休むことができます

本当にありがとうございました

とお礼を述べられていた時の

嬉しそうなお顔が印象的でした


今回、加賀市から軽トラで海側のガッタガタ道できてくださったeriちゃん先生の旦那様が、


軽トラキツイ、、、

マニュアルきつい、、、

シート直角で3時間以上、トロトロ運転マニュアルはきつい、、、

と言っていました


本当にありがとうございました!

軽トラ大活躍でした!

帰路も、また大変なご移動になるかと思います

本当にお疲れ様です



娘ちゃん、活躍してくれた軽トラの荷台を掃き掃き中です


軽トラの荷台に乗って移動するの

トトロみたいで楽しかったです♪


貴重な経験をありがとうございました

一緒に行ってくれたみんな

長時間、運転してくれたみんな

本当にありがとうございました


Hさんが、最後帰り際、

何かあった時、今度はみなさんが、なんでも言ってください

と言ってくださいました

助け合い、素晴らしいですね

ありがとうございます