夏日、真夏日が続き梅雨入りが遅れているようですが、もうそろそろ梅雨空の季節を迎えそうです。
そこで今回は「梅雨空と暮らす!」をテーマに風景作品を取り揃えてみました。
ご覧いただきご感想、ご講評などお寄せいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!
※ すべて透明水彩絵の具(ウィンザー&ニュートン)と専用画用紙です。
1 「梅雨空を見上げて」:東京都八王子市 F6号
高尾山に端を発する南浅川です。橋は昔の鎌倉街道にちなんで名づけられた古道橋です。
鬱陶しさが漂う梅雨空の下、草木の緑は生き生きと輝いていました。
気分すっきりのスケッチでした。
2 「夏草繁る川」:東京都八王子市 F6号
↑の絵より約1km下流の南浅川です。橋は横山橋です。
水流はタップリ、河原には夏草がびっしり生い茂っています。
右岸も緑豊かな葉桜並木が続いています。
緑のバリエーションの表現にあれこれ試行錯誤、よい勉強になりました。
3 「神社の池に睡蓮が!」:東京都八王子市 F6号
1126年長野県の諏訪大社より勧請したと伝えられる「諏訪神社」です。その後戦国時代に何回も破壊、再建されています。最近では昭和41年(1966)台風のために一夜にして樹木・社殿等が悉く倒壊しました。翌昭和42年(1967)拝殿をコンクリート造りで再建、以後、神楽殿・末社等が整備され現在に至っています。
右側の池からスケッチしようとポジションを決めたところ、水面にパッと花開く睡蓮が目に入りました。
境内の荘厳な雰囲気の中で心地よく描けました。
4 「北浅川・松枝橋」:東京都八王子市 F6号
ここは北浅川です。下流で南浅川と合流し浅川となります。橋は高尾街道が通る松枝橋です。
河原の草木と橋と車と建物と、手前から奥へと広がる空間を楽しみながら描きました。
5 「心字池に紫陽花咲く」:東京都八王子市 F6号
「真覚寺」です。鎌倉時代中期の文暦元年(1234年)に創建されました。この心字池まわりでは年間折々に花々が咲き参拝者に親しまれています。
この季節は紫陽花です。満開の見頃を待って訪れました。
3回も足を運びましたが、十分季節を楽しめたスケッチとなりました。
ウクライナ、ガザ地区はじめ世界の平和と安寧を願っています!
能登大地震ほか一日も早い災害からの復興を祈ります!
皆さま、この時期楽しく元気に過ごしましょう!