私は悪夢にうなされていました。
10年前に顕正会に入り、6年間在籍していました。
きっかけは、友人に父と娘の病気が治ると言われ顕正会に入信しました。
最初にビデオ放映に出席したときの感想は日蓮大聖人様の御金言よりも浅井会長のスピーチに皆が注目していることが異様に感じました。
先輩達の指導で、勧誘や会館参詣にいそしみ、気がついたら活動に夢中になっていました。
今から思えば楽しかったのかもしれません。いや、楽しかったです。
でも、これが洗脳なのでしょうか。
当時、体験発表もさせられました。
事実とは違うことを言わされ、これでいいのかなと思い、いやいや、これでいいのだと自分に言い聞かせました。
脱会一年前から精神面、肉体面に異常を感じるようになりました。
顕正会の班内で人間関係に悩みストレスを抱えるようになりました。
無理やり、理不尽、差別、脅し、悪口、命令、服従。
ここはブラック企業かと思いましたが自身が幸せになるために我慢をしました。
地獄に落ちるよと言われれば従うしかありません。
気がつけば、友人が去り、仕事場での人間関係も悪化し、体調不良と経済苦とお決まりのパターンでした。
ある時、顕正会に勧誘した職場の上司から、顕正会に関するネットを見るように言われました。
顕正会の中では、絶対に見てはいけないと言われていたネットを見ることはとても勇気のいることでしたが、信頼している上司でしたので、葛藤はありましたが見ました。
絶句しました。
その後、無事に脱会することが出来ました。
今、このブログを読んでくださっている顕正会員のみなさん、少しの勇気を出してネットを見ましょう。
唖然とするでしょうが安心してください。罰なんて当たりませんから。
この文章をお読みになっている方は、おそらくお題目を唱えたくて、うずうずしていると思います。
私も顕正会を脱会してから、お題目を唱えたくて仕方なかったのです。
脱会して1ヶ月後(2019年3月)、晴れて日蓮正宗百貫坊でご受戒が叶いました。
百貫坊信徒有志の会所属のI夫妻に
「Sさんはお題目を唱えるのが好きなのですね」と言われました。
「はい、そうなのです」
素直に正直に少しの勇気を!
みなさんとお会いできるのをお待ちしております。
そして一緒にお題目を。
元第23区組長S