小学校に限らず、英会話の授業において先生はよく生徒に、『教科書の〜をみてください』と指示を出すと思います。



そういう時は、教科書を掲げ、

Look at here, page 25』や
Open your textbook to page 25

と教科書の表紙を見せてからページを開くジェスチャーを使いつつ、ページ数を言えば生徒は大体わかってくれます。

ですが、ページのない、後ろの方にある付録のカード部分などページ数記載がない場合、ページが伝えられません。


そんな時は例えば、

教科書の後ろの方にあるカードを指差し、


『In the back of your textbook, try to find this card』


と生徒に指示を出したりします。


おそらく、これを読んでる方の中には、


inではなくat the back of your textbook.


ではないか?と思う人もいるかと思います知らんぷり


どちらでも問題ないようですニコニコ


ポイントとして、前置詞はとても重要なんですが、それに囚われすぎないことです。


今回の前置詞 in と at の二つの違いとしては、

atの方がより特定的(ピンポイント)に伝えていることもありますし、

下の左下側にあるように、

at the top of など、

at the top/down/front/back/beginning/end of

がよく使われるため、


at the back of が正しくも思えますが、普通に
in the back of と言ってもネイティブスピーカーに通じますし、アメリカでは 

in the back =at the back

と同等の言い換えになりつつもあります。(2023年時点)


英語は生き物、特に国際化の現代、13〜15億人が話す中、表現の多様性も普及しつつあるようです。


ですので、この『教科書の後ろの方にあるカードを探して』、には他の表現として、


Please find the card in the back of the book. Try looking there.


this cardかa cardかthe cardなのか、これも指でさすのうに示したらthis、初めて説明ならa 、2回目や初めてでも特定のカードとして言うならthe、と状況に応じて変えたり、もしくはどれを使ってもオッケーだったりします。

教科書もtextbookではなく、the bookと言う場合が結構あります。

Try to find/try findingも小さなニュアンス違いはありますが、この場合どちらを使ってもオッケーです。

try to find 探す努力をする

try finding 探すという行為をする


上記以外にも、


Please find the card at the back of the book. 


You can find the card in the last few pages.

                                     / on the last pages.

                                    / in the end of the book. 


on も一人だけでしたが、アメリカ人で表現する人もいました。


There is the card in the last few pages of the book.


Look at the back of your textbook, there are three pages and find this card.


Please go to the last pages of your book.


なとなど、色んな表現があります。


今日はここまでです。少しでも英語理解のお役に立てればですにっこり