イギリスのドラマ、ダウントンアビーのシーズン1 エピソード1に出てきた料理のレシピ一例を紹介しますスプーンフォークナイフとフォーク

 

レシピサイト
https://realfood.tesco.com/recipes/kedgeree.html

 

Kedgeree recipe

レシピ: ケジャリー

インド料理のひよこ豆のカレーピラフを白身魚にしてアレンジしたものだそうです。

 

[料理についての紹介]

Whether for brunch, lunch or a comforting dinner, this classic kedgeree is a versatile recipe worth mastering. Grab a fork and dig into the spicy curried rice, tender flaked haddock and golden soft-boiled eggs.

ブランチやランチ、家での夕食にも、この伝統的な料理、ケジャリーはアレンジがきき、覚える価値のある料理です。フォークを取ってスパイスの効いたカレー風味のご飯、柔らかくほぐれたコダラ、黄金の黄身の柔らかいゆで卵と一緒に堪能しましょう。

 

conforting は慰める以外にも元気になる、幸せな気持ちになる。

 conforting food (もしくはconfort food)も元気づける料理・デザートの他、懐かしさを感じたり、子供時代に食べた料理という意味もあります。

 

・classicは長い間親しまれた、伝統的な。古典という言葉はclassical musicという音楽ジャンルとしてよく使われます。

 

・versatileは色んな機能や活動に使えるから、多用な、多才な、多目的、用途の広い。

 

・dig intoは知らないことを明らかにする、食べ始める。

 

Serves 4

四人前

15 mins to prepare and 25 mins to cook

準備に15分、調理に25分

461 calories / serving

461 カロリー/一人分につき

 

[Ingredients : 材料]

 

1) 150ml milk

 

2) 400g smoked haddock fillets 

燻製コダラの切り身 400g
 

・haddockはコダラは大西洋の魚で、それを燻製したもの。日本ではタラなど白身魚に塩をまぶしたのでもいいかと思います。

 

3) 1 tbsp olive oil : tbsp=テーブルスプーン

 

4) 1 onion, finely chopped
玉ねぎ一個、みじん切り
→材料にもよりますが、料理のchopはだいたい1cmちょっとくらいで、 finely chopはその半分、いわゆるみじん切りナイフ

 

5) 2cm piece ginger, peeled and grated
2cmのしょうがひとかけを、皮を向いてすりおろしたもの。

 

grateはすりおろす。

 

6) 1 garlic clove, crushed
潰したにんにく一房。
 

・cloveはニンニクに対しての一房・一片。

 

7) ½ tsp ground coriander
½ ティースプーン分の粉末コリアンダー
 

・tps=tea spoon、
 

・groundは粉砕して粉にするから粉末状のもの。

 

8) ½ tsp ground turmeric

½ ティースプーン分の粉末のターメリック

 

9) 1 tbsp medium curry powder
テーブルスプーン1杯分の中辛カレーパウダー
 

カレーの辛さはmild/medium/hot

 

10) 250g long grain rice
長粒米 250g
 

・grainは穀物以外に粒という意味もあり。


長いというとタイ米を思い出すかもしれませんが、ここではバスマティ・ライス。


種類によって香りに癖がある中粒米ですが、その香りがよく、白米と玄米がありイギリスでも人気です。

日本の短粒な米でもこの料理は代用可能ですが、風味や食感は変わりますおにぎり

 

11) 1 vegetable stock pot, made up to 350ml
半液体タイプの野菜スープの素から350ml 分を用意
 

・stockはここではスープの素の液体・出汁、もしくはそれを乾燥させてキューブ状になったもの。

出汁のstockbrothでも言い換えられ、二つの定義は様々。

ストックやブロスから料理としてのスープが作られます。

 

・potは深鍋や瓶タイプの容器の意味もありますが、ここでは以下のような容器タイプをさします。

potはそもそも液体を入れる容器という意味。

今回のvegetable stock pot下矢印水に溶けやすいタイプ。

 

12) 4 eggs

 

13) 2 tbsp roughly chopped fresh parsley
テーブルスプーン2杯分の荒く刻んだ生パセリ

 

 

[ Method ]
作り方(=instructionsとも書かれます)

 

短粒米を使用の場合は、長粒米より水が浸透しにくいので、米を洗ってザルに上げ30〜1時間程置いてもいいかもしれません。

 

1) Place the milk and 100ml of water into a wide saucepan on a low heat.
Add the fish, skin-side down, and simmer for 5 mins until just cooked through. Remove the pan from the heat and set aside.

牛乳と水100mlを幅のある鍋にいれ弱火に火をかける。
魚を皮を下にして、火が通るまで5分間くつくつ煮る。
火から下ろし鍋をコンロから外し一旦そのまま。


"入れる"という日本語は便利で、英語だと内容に適した単語を選ぶ必要があり、ここではそっと置く感じにもなるplace

putだとポイッと置く感じになります。

 

・low heatは弱火。

 

・saucepanは深鍋よりも小さい長い柄の付いた鍋。

・simmerは泡がポツポツ出るくらいに火をかけておく状態。

 

2) Heat the olive oil in a shallow casserole dish over a medium heat.
Add the onion, ginger, garlic, coriander, turmeric and curry powder and cook for 5 mins, stirring frequently, until the onion starts to soften.

浅いキャセロール鍋にオリーブオイルを入れて中火にする。
玉ねぎ、生姜、ニンニク、コリアンダー、ターメリック、カレーパウダーを入れて5分、玉ねぎがしんなりするまでかき混ぜながら炒める。
 

キャセロール鍋は直火とオーブン両方に使える蓋付きの浅くて幅のある鍋。

また、グラタン皿のように調理後に器に移し替える必要なくテーブルに出せるのも利点。

材質だけでなく、形も楕円や丸など様々。

今回はオーブンを使用しないので、深さが同じくらいのフライパンや鍋でも可。

 

3) Add the rice and stir to coat in the spices. Add the stock and bring to the boil.
Cover with a lid, reduce the heat to low and simmer gently for 12 mins.

米を加えてスパイスが合わさるよう混ぜる。
(350ml分にした) 野菜スープの素を加え加熱させる。
蓋をして、弱火にし12分弱火でくつくつ煮る。

 

レシピサイトには、調理の説明映像も紹介されてます。

WATCH: How to bring to the boil
加熱のさせ方

 

WATCH: How to reach simmering point
くつくつ煮る状態にさせ方

 

4) Meanwhile, bring a small saucepan of water to the boil. Add the eggs and simmer for 8 mins.
Drain the eggs and rinse under cold water. Peel, then quarter and set aside.

米が炊かれる間に、小さな鍋に水を入れて加熱させる。卵を加えて8分くつくつと煮る。
水から出して冷水で冷やす。
殻を取り、4分の1にカットしておき、ひとまずそのままに。
 

・meanwhileは前の文を受けて、それが行われている間に、一方で。

 

・rinseは基本、水で洗い流してついているものを取る。ここでは冷水にさらすという意味。

 

5) Remove the haddock from the milk, reserving the poaching liquid.
Remove the skin and flake the flesh.

牛乳から魚を取り出し、茹でた牛乳は残しておいておく。
魚の皮を取って、身をほぐす。
 

・pouchingが料理用語で以下のような下茹で。(70℃〜80℃の弱火が多い)

今回でいうとコダラを牛乳に漬け込んで弱火で煮たとこまでの下茹で。

pouching liquidで下茹でされた液体状のもの。

 

6) After the rice has had 12 mins, remove the lid and add the reserved poaching liquid.
Replace the lid and cook for another 5-6 mins until the rice is tender.

12分経ったら米の鍋のフタをとり、(コダラを取り出した時の)取っておいた茹でた牛乳を加える。
フタを戻し、米が柔らかくなるまで5〜6分更に炊く。

→"戻す"もreturn以外にreplaceなど状況に合う単語に変える必要あり。

 

7) Remove from the heat and stir through the haddock, eggs and most of the parsley. Sprinkle over the remaining parsley to serve.
火からおろし、少しだけ生パセリを分けておして、それ以外のパセリ・魚・卵をまんべんなくまぜる。
料理を皿によそい、分けておいたパセリをまぶす。
 

stir throughはイギリス英語で、何かをスプーンとかヘラでしっかりかき混ぜること。
 

・sprinkleは小さい何かをまいたり、かけること。


・sprinkle overで上からパラパラまいたり、ふること。

 

以上です。料理によって単語の意味が所々変わるのでなかなか訳すのが大変です驚き

 

少しでも英語・ダウントンアビー理解のお役に立てれば幸いですにっこり