Could you please について、その使い方をインターネットで調べると、それを使わない方がいいと言う人が多いですが、その一方では問題ないと言う人もいます。

どちらの理由もまちまちで混乱させられ、結局どう使えばいいの??となりましたショボーン


そこから更に日本人以外の意見を何人か聞いたりした結果、Could you pleaseは避けた方が表現となりました。

その理由をあくまで個人的調査としてまとめてみました。


まず、Could you pleaseはどうか〜していただけますか、など、丁寧な表現として文法上では問題なく、丁寧であればあるほど良いとする日本人同士にはむしろ好まれる表現です。


しかし、アメリカなどでは丁寧にすること=距離を置くというニュアンスも持ち、更に英語圏ではテレビや映画の影響でSarcasmが普及し、嫌味や当てこすりで使われるようにもなりました。

Could you/Would youはアメリカなどでは丁寧なな依頼表現、それにpleaseを加えることで、嫌みと捉えられる可能性があります。


少し面倒なのは、使う人と状況によってそうじゃない場合もあることです。


例えば、上品な英語圏の年配の方がゆっくりと優しく丁寧な言い方で"Could you please tell me how to use this?"と行った場合、それを嫌味と取る人はいません。


ですがカジュアルな表現傾向のあるアメリカでは、

1. Could you pleaseやWould you pleaseは年配やフォーマルな時、本っ当〜に懇願したい時に使われ、大半の日常では使われない。


2. Could you またはWould youまでで十分丁寧な表現とされ(もしくはCan you pleaseがたまに使われる 。Will you pleaseはあまり使われない、嫌味に捉えられる可能性がある)、それ以上だと過剰となり、

"Could you please leave me alone!?(ほっといてもらえませんね!?)"や"Will you please shut up!?(黙っていただけますか!?)"など、不満がある時や嫌味として興奮しながら使われる。


3. 相手にそれをやらない選択はないという意味合いで、お願いと丁寧な言葉を使いつつの命令表現。(make sure のような意味合い)


その一方、日本を含む英語ネイティブ国以外では、上記の文化背景を知らず、文法しか習わない為、Could you pleaseは問題ないとし、そこそこ使われているのも事実です。

また、日本人に慣れているアメリカの40代くらいの人が私への依頼メールでCould you pleaseを書いてきたこともあります。この時も下手には出つつ、やってもらわないと困るからやってね、という感じでしょうか。


結局、英語だけでなく、相手の国・状況、また関係性などによって使う使わないを判断する必要が出てくる為、判断ができるようになるまでは、Could you pleaseは使わない方が無難なようです。


ですがもう一つのアドバイスとして、言われた際は気にしないことも大切かとも思います照れ


以上、少しでも役に立てば幸いです口笛