ネタバレにご注意ください注意

 
映像を観ながらじゃないと理解が難しいかと思います。
 
チャプター11途中、歌の続きです。

 

歌のタイトル: BE OUR GUEST 

和訳タイトル: ひとりぼっちの晩餐会

 
Why, we only live to serve
なぜって、我々はおもてなしをするために生きています
 
突然城に現れた招かれていたい自分に対してなぜこんなによくしてくれるのかわからないと思うであろうBelleの気持ちに対してLumiereは説明しています。
 
Try the grey stuff, it's delicious
グレーのものをお試しあれ、美味しいですよ
 
Don't believe me? Ask the dishes
信じられない?料理に聞いて
 
まずは食べてという意味。
 
They can sing, they can dance, and after all, 
Miss, this is France
ディナーは歌い、踊り、そしてなんと言ってもお嬢さん、ここはフランスですよ
 
フランスはシャンソンやバレエのような芸術文化が発展していますが、ここの映像で、Lumiereが包丁のような物を使って音を立てています。
 
リズムのうちとも言えますが、ギロチンを模しているようです。
 
フランスと言えば料理や芸術の美しい伝統もあればフランス革命、ギロチンで王侯貴族がたくさん処刑された血なまぐさい歴史も伝えているようです。
 
And a dinner here is never second best
ここでのディナーは世界一です。
 
直訳すると、『二番になったこと決してはない。』
 
Go on, unfold your menu. Take a glance and then you'll
次に、メニューを広げて、ちょっと眺めて、そしたらあなたは
 
Be our guest
お客様になります

Oui, our guest
ええ、我々のお客様

Be our guest!
ようこそお客様!
 
冒頭の時のbe our guestでは誘うように、それからまずは試食、そしてここでメニューを開いたら、はい、もう食事をしなければいけません、帰れませんよ、捕まえたキラキラBelleの半分無理やりともいえる取り込みに成功を意味していますウシシ

 

 

 

Beef ragout 
牛煮込み
 
Pie and pudding, en flambé
パイとプディングのフランベ
 
puddingはクリーム状のなめらかなものから、パン生地を液体に浸したり、ケーキ状のもの、フルーツを使ったものなど国によって定義の異なる、色々な食材を使った甘いデザートです。
 
一例として外側がパイ生地、中がプティングのデザートをお酒を香りつけにフランベしたものでしょうか。
 
We'll prepare and serve with flair
至高の料理とサービスをしましょう
 
直訳は『私達は持てる才能を使って料理を作りサービスしましょう』
 
A culinary cabaret!
料理のダンスショー!
 
culinaryは名詞っぽいですが、形容詞で料理の、です。
 
You're alone and you're scared
独りぼっちで心細かったでしょう
 
見知らぬ城で肉親と別れ、怖いBeastに色々言われたことを同情しています。
 
But the banquet's all prepared
しかしディナーの準備は万全です
 
banquetはパーティーや宴会と訳されますが、豪華な高いごちそう・料理という意味もあるので、Belle一人でもbanquetになるようです。
 
ですので日本語だと宴は複数以上の食事会や宴会なので、ディナーにしています。
 
No one's gloomy or complaining while the flatware's entertaining
素晴らしい食器達のもてなしにお客様は明るく幸せ
 
直訳は『食器たちが楽しませている間は誰も暗くないし文句もない。』
 
・flatwareは人によって定義は変わります。
1. 北米ではナイフ/フォーク/スプーン、それ以外の国では皿や器。
2. 銀食器。
から、ここ使われているのは高価な銀食器と高級絵皿→素晴らしい食器達にしました。
 
And it's all in perfect taste that you can bet
そして全てが間違いなく文句なしのディナーです。
 
直訳は、『あなたが賭けれる完璧な趣が詰め込まれています。』
 
・tasteはこの場合は味も含めた部屋・ショーなどこのディナーにおける全体のセンス・趣味になります。
 
・in good tasteは一般的によい・受け入れられる感覚。
 
You've won your own free pass to be our guest
あなたはお客様になるフリーパスチケットを得たんです
 
Belleはもう囚人ではないですよ、を楽しい表現にして伝えています。
 
If you're stressed, it's fine dining we suggest
疲れた時にお勧めするのは美味しいディナー
 
ここでもさっきまで囚人にされたりBeastとケンカして大変だったことに対して疲れたでしょうと伝えています。
 
fineの意味は良い、優れた、素晴らしい、申し分のない、快晴、元気、と多岐に渡り、
・dinningは食事、
・fine dining=dinner=banquetとなり、それを食べて元気になって、と言っています。
 
Be our guest!Be our guest! Be our guest!
いつも歓迎!ご自由に!あなたは私達のお客様!
 
様々なプレゼンをして、いかにここ(城)が素晴らしいかと強調し、だからここを離れないでね、と暗に言っていますお願い

 

 

 

Life is so unnerving
人生とはとてもつらいもの
 
unnerveingunnerve怖じ気づかせる、気持ちを挫かせるの形容詞。
 
For a servant who's not serving
召使いにとってはお仕えできないことです
 
He's not whole without a soul to wait upon
人にお仕えできなければそれは本当の自分ではない
soulを日本語にすると魂で、魂と体とが一つになってその人、または生物になります。
 
またsoulは心・感情・性格など精神的なものが集まったもので、その中には仕事や芸術に魂を込めるという表現があるように、感情は知性、その人に強い気持ちをもたせるもの、それによりできた作品などもa soulになったりと、soulには色んな意味があります。
 
Lumiereは人にお仕えすることが彼のa soulで、それがないと自分は不完全と言っています。
 
・wait (up) onは仕える、給仕する。

 

 

Ah, those good old days when we were useful. Eh, Cogsworth?
古き良きあの頃は活躍していたのになあ。なあ、Cogsworth?
 
日本語だと古きが先にきます。
 
Suddenly those good old days are gone
古き良き日はこつ然となくなる
 
Too long, we've been rusting
余りに長く、錆びてしまった
 
本来は形容詞のrustyour skills get rustyとかで腕が落ちた、鈍ったのフレーズでしょうが、呪いで金属製になったので上記の詞にして笑いを取ってますニコニコ
 
Needing so much more than dusting
埃が溜まっていく日々は嫌だ
 
dustingは埃を払うという意味もあり、
使われなくてもメンテナンスとして定期的にものは掃除されます。
 
ここでは呪いにかかって道具として仲間の道具を掃除する・掃除されるだけの生活は嫌だ、くすぶり続ける不満を言っています。
 
Needing exercise, a chance to use our skills
働きたい、持て余す力を発揮したい
 
直訳すると、動く必要がある、我々の技術を使うチャンスだ、needは主語が重要とし、強く望むことから"必要である"がとよく訳されますが、文脈をみて上記に訳しました。
 
Most days, we just lay around the castle
ほぼ毎日、我々は城のどこかでただじっとしている
 
Flabby, fat, and lazy
たるみ、太り、だらしなくなった
 
You walked in and oops-a-daisy
あなたが現れた、よっこらしょ
 
oops-a daisyはよっこらしょ、おっとっとなどの掛け声。長年することがなく、錆つきだらけ太って動けなくなっていた所にBelleが現れ、慌てて動くのですがもたつき、よっこらしょ、と声を出し重くなった腰を上げている光景が見えますニコニコ
 
この続きは次回に続きます。