「さいなら」


と言って 子どもたちの待つ 自宅へ歩き出した 私。


後方では マキが


「行こう!  ねぇ行こう!」


と 夫の 腕を引っ張っている



そして


 自宅に戻った私は 子どもたちの無事を 確認して  

ずぶ濡れの自分を何とかするために シャワーを浴びようとした


そこへ

見るも無惨な 私のさらに上をいく ずぶ濡れの 夫が来た



(しまった チェーン忘れてた)


途端に 土下座し


夫「ごめんなさい 本当に あちらと  終わりたいと思ってる  でも、、、流されて  ごめんなさい 別れるなら死ぬと  言われて、、、どうしたらいいか分からなくなって、、、でもちゃんとするから お願いします 一緒にいてください。  本当にお願いします」


そんなことは どうでもいい もう金輪際 夫の事を信じるのは 無理だ


さっきまで チュッチュッしていたくせに

アホらしい


誰が信じるか


それよりも私の心(はぁ〜 誰が 後処理するんだろ)

ずぶ濡れの仕事の制服に 靴 鞄 


めまいがする😵‍💫


とにかく 自分のシャワーを浴びよう。


出てから まだずっと正座したままの夫に



私「無理無理! 今回の裏切りは 流石に無理!

  出ていって !! 

お願いされても 無理! こっちがお願い! もぉー 控えめに言って 大嫌い! 気持ち悪い!」


夫は正座をしたまま  ダンマリ


はぁ〜〜 どうか 私に安眠をください


とりあえず  酒を喰らう



私「その汚ッたないの  何とかして」


夫はシャワーを浴びて 床を拭き

 制服とカバンを洗濯し 

靴をドライヤーで乾かしていた



私「今日はもう元気ないねん  明日にしてくれ 早く あっち行って」


夫は一通りの片付けを終えて 寝室に行った


私の心(どうしたら いいん、、、もう分からん)


当然 眠れないまま 

気がつくと 子どもが起きてきた 


今日は休日


自分と 同様 眠れていない様子の夫に 


「朝マック買ってきて」


と向かわせた。


子どもたち 「わーい🙌 わーい🙌 マ・ク・ド♡」


長い 1日に なりそうだ