文化放送メールマガジン。
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。
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飲食店の前を通りかかったところ、改装工事を行っているようで数人の男性が作業していました。
すると突然奥から大声が。
「違うよ!そこじゃねえよ!木の下っ」
怒鳴られた若い男性がおろおろしている様子。
「だからさあ、お前もうちょっと頭使えよ。考えたらわかるだろうが!」
コレ、コンプライアンス的にアウトなんだろうなあ。
でもさ。
詳しい状況も2人の関係性もわからないので何とも言えませんが、
ときにはこのくらいの強い口調が必要なこともあると思うのです。
現場で事故を起こさないためにも。
昔、災害現場で報道陣に対して怒鳴った政治家が問題になったことがありました。
「緊急時は怒号が飛ぶこともある。人の命がかかっているんだ」
という意味の彼のコメントは今でも納得できます。
残念ながら最近は人に怒ったり大声を出したりすることが許されない世の中になっています。
許されない…というか、問題になって自分に火の粉がかかるのがイヤなので
何も言わず無関心でいるしかない…。
下手に口を出すと老害だとかソフト老害と言われかねない…。
いや、このままではどんどん弱っちょろくて平らな世の中になっていってしまいませんか?
そんなことでいいのでしょうか!
【不適切にもほどがある】を見ながら大笑いしていた人は多いはず。
あのドラマがウケるということは私のようにモヤモヤしている人が多いということでは?
不適切って何?
コンプライアンスって何?
ハラスメントって何?
そろそろいったん考え直しましょうよ。