文化放メールマガジン。

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】より。


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DVDレンタルの返却期限が昼の12時まででした。

11時59分に駅に着く電車を降りて速足で行けば12時までに店につきます。

建物の外にある返却ボックスに入れればぎりぎりセーフ。

というパターンがこれまで何回かありました。

ところが…、店に着いたらボックスに鍵がかかっています。

【この時間は店内にお願いします】

の張り紙。あれ、いつからこういう形になったんだろ?と思いながら

急いで駆け上がり店内でボックスを探したのですが見当たらず、

レジに行くと「こちらで受けつけます」と若い女性スタッフ。

スマホを見たらちょうど12時1分になったところでした。そのとき

「延滞料金5枚で1400円です」

と言われ、思わず「え?」と声を出してしまいました。

「システム上、1分でも過ぎますと延滞がかかってきますので」

とのことですが、いやいや、あなたの足元の袋に既に回収されたDVDが入ってるじゃない。

そこにポンと入れてくれれば済むんじゃないの?と…。

そりゃね、どんな事情であれ結果的に1秒でも10秒でも1分でも遅れた私が悪いですよ。

うん、悪い、悪いけど!でもそれは理解した上で言わせてもらえば、

「今日はいいですよ」 

「わ、すみません」

「次から気を付けてくださいね」

「ありがとうございます」

これがサービスなんじゃないの?人間と人間なんだから。

いつからこんな非人間的な関係になってしまったのだろうと残念に思いました。

同時にこれを機に、この店ての次の更新はしないことを決めました。



家に帰ってから息子に愚痴ったところ、

「え?1分で?オレだったら受け取ってあげるけどなあ」

と言ってくれたので、ちょっと安心しましたけど。