※このブログは2019年9月の旅の記録です。
スペイン最初の食事はパエリアに決めました🙌🏻
ホテルで休憩した後、
ガイドブックに載っていたパエリアが有名なレストランへ行くことに
ホテルからも徒歩5分くらいで
到着した初日は疲れてるし、街にも慣れていないので、アクティブになり過ぎないようにホテルの近場でゆっくり観光しようと決めていました。
行ったのは"エルチェ"(Elche)というレストラン
ガイドブックには
『パエリアの注文は2人前から』と書いてあったけど、
ネットに1人前から注文できたという情報を見つけたのでドキドキしながらも入店!
ネットの情報が古いかもしれないので、
店員さんに
私『I want to eat paella. 1people order, OK?』
(訳:パエリアを食べたいのですが、1人前から注文できますか?)
と聞いた。
とりあえず伝われと思いながら、聞いた。
店「Ok,ok.」
ほんとに伝わったのか分からないけど、
とりあえず席に通されました。
店内はオシャレな感じ。
現地の人たちがグループでワイン飲みながらワイワイお喋りしていて、すごく楽しそう。
イカスミのパエリアと迷ったけど、
最初だし、王道の魚介のパエリアに決定
あと前菜と炭酸水。
前菜は
"5ユーロ以下で、オススメの前菜はありますか?"
と英語で聞いてみるチャレンジをしてみることに
パエリアはガイドブックを指差しして『This.』
そこはチャレンジせぇへんのかい!笑
私『What's your recommend under €5?』
店「Under €5?Hmm…Artichoke fritter?」
(訳:5ユーロ以下?うーん…アーティチョークのフリッターとか?)
私『Yes,please. And,Agua con gas.』
(訳:それください。あと炭酸水。)
炭酸水だけスペイン語なのはガイドブックに載っていたから。むしろ炭酸水の英語が分からなかった。笑
なんとか頼めたようです
まずは飲み物が来ました。
はい、普通の水ー
炭酸水頼んだのに普通の水ー
スペイン語で頼んだのに普通の水ー
ちなみに普通の水はスペイン語で"Agua sin gas"
ここで問題です。
なぜ炭酸水ではなく普通の水が来たのでしょう?
以下の①〜③の選択肢の中から適当なものを選びなさい。
①私の発音が悪かった
②店員さんが間違えた
③「アジア人の小娘が生意気にスペイン語の単語取り入れやがって」と意地悪された
チッチッチッチッチッチッチッチ
正解は…
③の
「アジア人の小娘が生意気にスペイン語の単語取り入れやがって」と意地悪された
でした!(被害妄想)
…はい。
まぁ普通の水でもいいやと受け入れました。
炭酸水ではなく普通の水を飲みながら
他のオーダーを待っていると、(根に持つタイプ)
店員さんオススメのアーティチョークのフリッターがきました!
量多いな!
アーティチョークって初めて食べるわ!
ほんでアーティチョーク以前に味付けがめちゃくちゃ塩辛い!
…アーティチョークのことはもう分かったわ。
私の本命はパエリアよ。
早く出しなさい!
などとひとり劇場を繰り広げていると、
こういう🥘絵に描いたような鉄板のパエリアを持った店員のおっちゃんがやってきた。
「おぉ〜来た来た!写真映えしそう!」
とこちらはその鉄板パエリアを迎える準備万端だが、何やらおっちゃんが私に言っている。
ん?なに?全然聞き取れない。
おっちゃんが喋っているのが英語なのかスペイン語かも分からず困っていると、
「もういいよ🤷🏻♂️」的な感じでおっちゃんは鉄板パエリア持ったまま厨房の方へ消えていった。
よくねぇーー。
よくないよぅ。
こっちが分からないのが悪いみたいな空気出されて傷付いたんですけどー
🤷🏻♂️この呆れたみたいなジェスチャー傷付くわぁ。
などとひとりで勝手に傷付いていると、
おっちゃんがパエリアと一緒に帰ってきた。
ねぇねぇ、
写真映えする鉄板は〜?
なんでお皿に
入れ替えちゃった〜?
パエリアのイメージは
世界共通でこれ🥘やん。
お皿に入れ替えたら
食べやすいか知らんけど
そういうことじゃないやん。
私の人生初のパエリアよ?
じゃあyouが日本に旅行しに来て
お好み焼きお皿で出されたら
あなたどうですか〜?
(しつこ🤷🏻♂️)
若干テンション下がりましたが、
味は美味しかったです。
特に魚介が日本とは全然違う!
エビは甘いし、ムール貝はプリプリ
やっぱり本場は美味しいなぁ〜
余談ですが、
私の後に現地のご夫婦が入店してきて。
メニュー選ぶのにめっっっっちゃ時間かけるんですよ!!!!
びっくりするくらい。
一生選んでる。全然決まらないの。
何話してるか分からないから
完全に勝手な想像ですが、
「前来た時はこれ頼んだね」とか
「いつもこれ頼むけど、今日は違うの頼んでみよう」とか
「これはマストだよね」とか
たぶん、言ってた。笑
その様子を見て、
この人たちは食を楽しむことをすごく大切にしているんだなと感じた。
本当に気の済むまでベストな注文を全力で2人で考えていて、そのゆったりとした時間がすごく豊かでいいなと思った。
店員さんも逐一せかせか注文聞きにきたりしないしね。
日本だとまず席通された瞬間に注文聞かれたり、
まだ決まってないのに聞きに来られたり、
逆にお客さんも注文が決まったら即店員さんを呼んで注文する、みたいな。
【早く注文して、効率良く】みたいなところがあるけど、
ヨーロッパは店員さんもお客さんも自分のペースでゆったりしていた印象。
店員さんもお客さんに合わせないし、
お客さんも店員さんに合わせない。
国民性ですかね。
最後に食べた物の詳細を記載しておきます。
・水 €2.5
・アーティチョークのフリッター €5
・魚介のパエリア €18
あ、もうひとつ余談ですが、
このレストランで私
アーティチョークアレルギー
だと自覚しました。笑
食べてからめちゃくちゃ喉が痒くてこりゃいかんと途中で食べるの辞めました。
思い出すだけで痒い…
人生初で人生最後のアーティチョークでした!
さて、お腹もいっぱいになったし
少し歩いて観光します!