昔からの友達が二人

ランチに誘ってくれて

三人で車で30分くらいの

イタリアンのお店に

行ってきました


郊外にあるから

周りは一面の田園

緑が目に眩しい


蝉の鳴き声がすごい

会話が聞こえにくいくらい


お盆も終わり

なんなら猛暑日なんだけど

夏の終わりを感じる


夫さんなことについて


信じられないね

何かの間違いみたい

後悔してるよきっと

あなたを置いて逝くわけないし

あなたのことあんなに大事にしてた

仲良しだったしね

夫さんきっと

働きすぎて疲れたんだよ



そう言って慰めてくれるけど


二人に不倫のこと話してない

から

それを知ってるのと知らないのとでは

全然評価も違うし

私の頭の中と3人の会話もなんだか

私の中では噛み合わないしね

だから

明る君会話は続くけど

心の中は真っ暗なんだよね


不倫してたことを

夫のお参りにきた人や私に会いにきた人達に

次々に言うことも

どうかなと思って

ほとんどそのことは言ってない


けど不倫がなければこうはならなかった

不倫がばれたことよりも

Aに振り回されたことが

鬱のきっかけなんじゃないかと

最近思っている


というのは

私にバレる前から


毎日つけていた業務日記の記載が

できなくなってたから

もう10年近くつけてたのに

年末からおかしくなり

ノートは真っ白で


それこそ私にバレた時から

我に帰ったみたいにまたつけ始めてる

そこまで何も手につかなくなって

上の空になってた


Aに愛人関係はやめて

これからは

友達として仕事仲間ねと言われて

ショックだったのか

もう何もわからない

聞くことができない

だとしたら

やはり

命を絶っても仕方ない

そんなことは私との間の騒ぎより前の話で

不倫で振られたと思い鬱になるのは

自分の勝手だから


もちろんそれから

私との間で大騒ぎになり

私が自殺しそうになり

家出したりしたことで

夫が

自分が私にしたことの

酷さについてやっと少しわかってきたのは

あったけど


でもこんなにこの人

自分のしたことをわかってなかった

あんまり悪いと思ってなかったんだと

私も

愕然としたんです


結局自分のことだけの人だから

そのときはAと自分のことしか考えてなかったから

周りなんて見えてないから


心の中でそんな感じなので

周りから

夫について働き過ぎて忙しすぎて

疲れちゃったのよとか言われると

そうだなとは返すけど


ここに辿り着いてこうして

思いを書いている

ほんとはこうなんじゃないかと


わからないんですけど

もう何も


死は最強

責められることもないし

後悔もしなくていいし

Aとの別れ詐欺に

苦しまなくて

いいし

だから死んだのかな


またランチに行こうねと

友達と別れた


全て心の中を見せられないけど

こうして誘ってくれて

ありがたい

私はまだ生きてるから

こうしてこの世で

やっていくしかない