大して用のないお盆です


これまでは30年は毎年恒例で

同じ温泉旅館に行ってました


子供がお腹にいる頃から行ってるから

もう第二の居間のようにくつろいでました


今年はキャンセルの電話しました


とても伺う気分になれない

辛すぎて苦しくて

夫との思い出だらけで

あそこにもここにも夫がいる

笑い合った空間がある


それで今年は一日に一つくらい

用事が入ってたら

OKとしてます

今日は奇跡的にNちゃんとお茶会

交際の日

Nちゃんは中学生以来の長い友達

とてもいい人なんです

私のことを友達だよと言ってくれる

珍しい人なんです


私があんまり葬儀の時取り乱し

泣き続けてたから

どうしてるかと思ってたけど

すぐには連絡できなくてと


Nちゃんは私が

家に引きこもってるかもと

心配してて

思い切って連絡くれたんです


どこまで話して良いのか

と思ったけど

腑に落ちるという感覚を持つには

ざーっとほんとの流れを説明しないと

なんで最初は私が具合悪くて

夫が最終的に自死したのか

わからないので

話しました


ずっと聞いててくれて

誰のことも悪者にしないで


あまりのことに

驚いてましたが


私と一緒に泣いたり笑ったり

怒ったり困ったりしてくれて


夫さんは真面目すぎたのかな

わたしへのやり方もちょっと失敗しちゃったし

プロ不倫女にロックオンされて

病気みたいになっちゃった

のかな


帰って来ない夫にとても残念がってたけど


だけど少しずつ時間がかかるけど

あまりぐるぐると

夫のことを考えなくて

済むようになるからと


そうかなそんな時くるかな


また会おうねって約束してバイバイしました


私は夫と2人でなんでもやってきて

いつもくっついてたので

あんまり友達と休日に会うなんて

したことがなかった


私はもしかしたら 


夫なしでは何もできないくらいに

依存して生きてた

のかな


なんでも優しくてやってくれて

一緒にいたから何も一人でできなくなってた

のかな


これからは一人でやっていく

のかな


友達と会うという当たり前なことが新鮮

だったので自分の依存に気がついたかも


そういえば

長男も

ママはほんとは自分でできるのに

なんでもパパがやってくれるから

自分でやらないだけなんだよ

っていつも言ってた

でもやっぱりまだ

自分でできない……気がする