現在お仕事多忙中につき、ブログまで手が回らない。。


サンフランシスコに来てから、お仕事は、超が付くほど暇だったり、超が2つ付くほど忙しかったり。

名目は研修なので、超が付くほど暇なのは「想定内」だけど、忙しいほうは「想定外」。


今はの一文字のみ。


この波が去って、楽しい海外生活音譜が取り戻せることを期待して。



さて、アップしていなかったバンクーバー旅行の写真を。。。


<美味しいバンクーバー編>

日本のケーキみたいに見た目もお味も繊細な抹茶ムース。
アメリカの砂糖ドバッのスイーツとは全然違う。
ちょっと国境をまたぐだけで、こんなに違うものかと思う。
カナダ人にできるんだから、アメリカ人にだってできるって。砂糖以外の味付け、と思った一品。

WONDERFUL SCENES

料理も美味しかった。
左:クラブケーキ(=カニコロッケ)。ほとんどカニそのものです。
右:ただのハンバーガーと思うなかれ。地ビール屋さんのビール入りソースのハンバーガー。旨みがグー。

WONDERFUL SCENES WONDERFUL SCENES

クラブケーキを食べたシーフードのお店Coast。
ここで隣の席に座っていた老夫婦がとても優しくて、いろいろカナダのことを教えてくれた。
街をクルクルしている観光バスに乗ると、効率的に観光できることやら、
ずっと前、バンクーバーの南の方の漁港町にたくさんの日本人漁師を受け入れたことがあるとか。
現地の人と話せると、旅行した!感がグッと増す。もっともっと英語磨いて。。。

WONDERFUL SCENES



<しっとりバンクーバー編>

こちら歴史地区的なところにある蒸気時計。
上の方が白く曇っているのは蒸気。
30分に1度、時を知らせるのだけど、蒸気時計だけに、キンコ~ン、じゃなくて、ん?電車来た?と思うような汽笛のような音。ボーー。

WONDERFUL SCENES



<かわいいバンクーバー編>

ポストは日本と同じく赤。
でもポップで、こっちの方がかわいい。

WONDERFUL SCENES


<バンクーバーの大きな公園編>

バンクーバーの西方には、一周7キロほどの大きなスタンレー公園がある。
樹齢700年を越える古い木もあり、場所によってはうっそうとしている。
ただ、何年か前の大嵐で、多くの古木が倒れてしまった。
何より印象的だったのは、途中から折れた太い太い幹から、よーくみると細い新たな幹が伸びていたこと。
まだ幹というよりは、枝というくらいの細さだけど、生きる力を感じた。

この公園から湾越しにバンクーバーの街が見える。
高いビルが、ギュっと一箇所に固まっていて、ミニ・マンハッタンみたい。

WONDERFUL SCENES WONDERFUL SCENES WONDERFUL SCENES

公園内を走る馬車。
サービス精神旺盛なお馬さん。カメラを構えたら、コッチを向いてカメラ目線。


<アートなバンクーバー編>

改修工事中のバンクーバー美術館。
ブルーシートなんて使いませんよ。
工事中だって花柄。
改修工事のため、一部閉鎖されているのに、入場料は通常と同じ。
入場券売り場のお姉さんに、「え?レギュラー・アドミッションなの?」と思わず口走ってしまったら、
お姉さんが、こっそり学割料金にしてくれた。言ってみるものだ。。。

WONDERFUL SCENES


<高いところから見たバンクーバー編>

やっぱり上っておかないと、高いところ。
観光客なら誰でも上るであろう、展望台に上ってみた。
左:湾越しにバンクーバーの北側。まだ山は冠雪している。
右:西方。ビルの向こうの緑の部分がスタンレー公園。

WONDERFUL SCENES WONDERFUL SCENES WONDERFUL SCENES

展望台にあった世界の高いビル。
一番右のちびっこいのが、バンクーバーの展望台のあるビル。
このちびっこいので街が一望できるのだから、やっぱり「ミニ」・マンハッタン。
NYのエンパイヤーステイトビルディング、シカゴのシアーズタワー(今は名前変わっているかな)、上海のハイヤット・リージェーシーが入っているビルなど、幾つか上ったことがあるビルもあったけど、まだまだ世界には制覇すべき高いビルがあるある。がんばらなきゃ!


<バンクーバーのイメージ>

今回も山ほど写真を撮ったのだけど、多分この1枚が一番バンクーバーのイメージを良く写していると思う。
北の方の街らしい空気の透明感、
少しヨーロッパぽい雰囲気、
綺麗な街並み、
そして想像より美味しかったブリティッシュコロンビア州のワイン、
、、、おまけに分かりやすいカナダの国旗。

WONDERFUL SCENES

ネットで調べてみると、バンクーバーは北のハリウッドと言われるほど、実はセレブが多い街。
そうでしょうとも、安全で、綺麗で、食べ物が美味しくて。
どう考えても、口うるさいお金持ちに揉まれた結果のはず。

今回、うっかり1日目の晩にカメラのスイッチをOnにしたまま寝てしまい、
2日目の午前中カメラがバッテリー切れ。
せっかく、色とりどりの野菜やら、新鮮やシーフードやらお肉やら、気の利いた調味料、
そして上品なスイーツが並ぶマーケットに行ったのに、カメラのスイッチを入れたら、あー電池切れ。

気を取り直して、一度ホテルに戻り、充電している間にフォーシーズンズのサンデーブランチに行ってみた。
素敵だった~。
丸の内のフォーシーズンズにあるのと同じようなモダンな暖炉があって、揺れる火を見ていると心地よい。
オープンキッチンも、調度品も、良い感じにモダン&上品。
お飲み物はと聞かれて、飲む気は無かったけど、思わず「ミモザください」って言ってしまった。
ブーブクリコと絞りたてオレンジのミモザも最高で、
食べたサーモンのサンドイッチも、スモークサーモンではなく、グリルしたサーモンが挟まったホットサンド。
最近、おうちでも、切り身のサーモンを買ってきて、このホットサーモンサンドイッチ、しょちゅうリピート中。


思いつきのプラっと旅行だったけど、これまた本当に素敵な週末でした。







週末、友人らを募って、サンフランシスコ・バレエ「ロミオとジュリエット」鑑賞会。


腹が減っては芸術鑑賞は出来ぬと、まずは、牛肉のカルパッチョ、ラザニア、パスタ、ピッザ、サラダで腹ごしらえ。

ただ食べているのではない。

「ロミオとジュリエット」の舞台イタリアに思いを馳せ、その世界観を堪能すべく、イタリアンを食べ、更にイタリアン・ワインを飲む。


準備万端で、会場へ。

開幕後、リズミカルな音楽、しっかりとした舞台セット、鮮やかな中世っぽい衣装。

まるでミュージカルのような2時間半の舞台を終えた後、カーテンコールで事件は起きた。


主要ダンサーが並び、丁寧且つ華麗にお辞儀。

その後、突然ロミオ役のデイビットがマイクを手にした。

通常、バレエダンサーが舞台でマイクを握ることは、たとえカーテンコールでも無い。


観客に対する心からの感謝の気持ちを述べた後、

「今日は、皆様とあることを分かち合いと思います。」

と言うと、肩で息をするばかりで、次の言葉が続かない。


ようやく少し落ち着いたかと思うと、くるっと振り返り、

「ヴァネッサ!」とジュリエット役のダンサーに、差出ましたは、ダイヤのリング。


劇中クライマックスで、互いに相手を追いかけて死を選んだロミオがジュリエットが、

現実世界で、舞台上でプロポーズ。

もう観客一同、拍手と感動の嵐です。


写真、コチラ↓ デイビットのブログ

http://www.sfballetblog.org/2010/05/i-did-it/


シェイクスピアさん、悲劇のはずが、こんなハッピーエンドですよ。

戯曲よりも現実の方が、もっとファンタスティックみたい。