普通、精神科の入院は期限がありません。

その人達の体調と相談して、初めは外泊を1日して次に2日してとそれもその患者さんに合わせて退院を調整していきます。外泊しないで退院していく方もいますしさまざまですね。


ただ、私はアルコール依存症プログラムに参加なので最初から2ヶ月間と決まっていました。

途中、急性期腎盂腎炎になり、総合病院に転院になったので、1ヶ月ちょっとの入院で終わりましたが。


入院して2週間後の日曜日に初めて面会が出来ました。彼が子供を連れてきてくれました。

1歳1ヶ月でした。よちよち歩きで駆け寄ってきてくれました。

凄く愛おしいかったのを覚えています。

15分の面会と言われてましたが、一階のホールで3時間くらい過ごしました。笑

本当はだめですが、配慮してくれました。

その時はなんとも思わなかった事ですが、面会来るとなると病衣から私服に着替え髪を整え、ちゃんとしてるんだぞ!と思わせたい行動を無意識にしていました。そういうのが疲れてる原因なんですよね。

今は、それにも気づけました。

毎週、日曜日を楽しみに過ごしていました。

毎日、朝に一階に入っているコンビニにお買い物いくのも唯一の楽しみでした。

普段ならお菓子食べないんですが、入院中は食べていました。

買い物も楽しかったです。


お風呂は男の人と女の人で入れる曜日が決まっていて時間毎に2人で入るようでした。

私は誰かと一緒が嫌だったので、1人で最後の時間お風呂を、使わせてもらっていました。

お風呂のあと、化粧水つけたり、ドライヤーで髪乾かしたり、子供産んだあとこんなゆっくりできた事なかったなーと思いながらやってました。

入院も最初怖かったけど、同じ歳の子もいたり、仲良くなって会えば話したりかなり復活して来てたと思います。

貴重な体験でした。

精神科病棟って柵があったり、父の時に見たことがあり怖いイメージでしたが、綺麗で普通の病院とほぼ何も変わりありませんでした。