ハイエースの時は、OBD2の分岐ハーネスを追加して加工してましたが、アルト君は雑です。
🤣
既存の配線から直接取ります!
OBD2端子の裏側
配線がわからなくならないように、外す前にパシリ📸
カプラ内にロックプレートが入ってるので、それを外して、こちょこちょっとすれば、抜くことが出来ました。
CAN通信線は、赤(6番)と白(14番)の2本です。
赤が、CanHI
白が、CanLOW
です。
ツイストペアで、2線の電位差で信号を読み取る仕組みです。
取り出しケーブルは、電源系統と差別したかったので、青をチョイス。
CANレシーバー側の接続端子を装着
あとは、手持ちの道具を駆使して配線の被覆を剥きます。
被覆剥いて、結合してハンダ付け
収縮チューブで覆って完成!
このチューブを通すために、端子を抜いてました。
結果、作業も端子抜いた方がやりやすかったので、良かった。
無事、接続テストもOK😉
ちなみに、前回なぞだったスズキ車?アルトのCANID
メインECUは、「0x7E0」で間違いないのですが
「0x7E0」に直接リクエストすると、返事はあるのですが、水温に対して不定(0x7F)が返ってきてました。
ID: 0x7E8 DLC: 8 Data: 0x03 0x7F 0x01 0x11 0x00 0x00 0x00 0x00
これで、リクエスト後に水温のPID 5番 を拾おうとして拾えてなかったようです。
で、ブロードキャストIDを使うと
ID: 0x7E8 DLC: 8 Data: 0x03 0x41 0x05 0x48 0x00 0x00 0x00 0x00
ちゃんと、PID 5番 が返ってきます。
お前さん、返してるじゃん!!
理由は良くわかりませんが
おそらく、メインECUは水温を直接監視していなく、別の担当ユニットがメインECUに水温返答してね~
って動きをとっているのではないかと。
で、ECUのCANID範囲と思われる、0x7E1 ~ 0x7E7 まで探ってみましたが応答なし。
謎のままですが、ブロードキャストID(0x7DF)で組むことにしました。
ちなみに、0x48 = 72で、-40するので、32度 という事になります。
っで、アイドリングして水温の推移を眺めてたのですが
33度~低水温ランプが消える55度くらいまで、3分49秒程
その後、63度くらいから停滞してしまっているようでした。
そして、アッパーホースを触ってみると、すでに暖かい
やっぱりおかしいですよね??これ。
という事で、GWを利用して、サーモ交換にチャレンジしてみようかと思います。
(サーモが正常だったら、意味が解りませんね...)