こんにちは!

モンテッソーリ教育、絶賛勉強中!

保育士歴、20年のかなです。


今日は、誤りの自己訂正について

お話ししていきたいと思います。


こどもたちに何かを教えたとき、


あ、それ違うよー!

そうじゃなくて…!

こうした方がいいんじゃない?


言いたくなりますよね。

めちゃくちゃわかります。

でも、この言葉たち、

お子さんの"考える力"を奪ってます!


こどもたちは、自分で考える力を

持っています。

でも、大人が"あ!違う!おやおや!"

と声をかける、その度に"考えること"から

遠ざかり、"教えてもらえばいいや"と

考えることを辞めてしまいます。


つまり、本来持っているその力を

良かれと思ってしている大人の行動で

奪ってしまう…ということです。


こどもたちは、間違いに気がつき、

自分で訂正(正す)力を持っています。


先日、保育園の5歳児の女の子と

おにぎり屋さんで使うメニューを

のり貼りのおしごおを使って作っていました。


彼女はのりを塗る時に、はしっこが塗れておらず

ぺろーんとおにぎりが剥がれてきてしまっていました。

本当は、"もっとしっかり貼った方がいいかも?"

なんて、口出ししたくなるところでしたが、そこは、グッとこらえて、彼女の様子を観察していました。

彼女は全てを貼り終わり"できた!"と喜んでいました。


しばはくして、ちょっと、ペンをとりたくて私が退席したとき、"あぁ、なんかちょっとここがはがれてるね"と自分で気がつくと、先ほどよりもより丁寧に、のり付けを始めたんです!


わぁー!これが、誤りの自己訂正やん!

と思いながら、静かに…本当はめっちゃくちゃに褒めたいところをぐっと堪えて、見守り、先ほどより、満足した顔で"できた"と伝えてきた彼女に"できたね!!"と満面の笑みで、承認した私でした!


"大人が言わなくても気がつく力を持っている?"

という私の疑問が、吹き飛ばされた瞬間でした。


こどもたちは、自分で"考える力"を持っています。

これが、これからの勉強、つまり、数学や国語の力に繋がっていきます。


大人の善意が一歩間違えると悪意に!


言葉は強すぎる例えかもしれませんが、

それくらいのことだと捉えて、

おこさんが"誤りの自己訂正"を発揮できるように、大人の私たちは、影の応援団に徹していかないといけませんね!!


私は、あの満面の笑顔をまた、見るために!

こどもたちを見守り、観察することを

楽しんでいこうと思いました!


あなたは、どうしますか??


モンテッソーリ教育勉強中!

モンテッソーリの旅はまだまだ、続く!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!