こんばんは、Kanakoです。
ケアの仕事を始めてされる方、
今もお仕事をされてる方も。
お話しの中で、
「なぜ、この仕事をしているの？」
って聞かせてもらった時、
「はい、"ありがとう"って言われたいです！」
と、お話し下さることがあります。
声には出さないけど、そう思っている方、いらっしゃるんじゃないでしょうか？
その言葉に対し、私は。
「"ありがとう"って沢山言えるようになれたら、もっと良いですね。」
と応えています
「えっ⁈」って。少し驚かれますね。
もちろん、
『ありがとう』って言われたい気持ちは、
相手に喜んでもらいたい、
役に立ちたいという気持ちの現れ。
なので、
其れありきのお仕事だから大切です。
それに、
認めてもらえる喜びや、
受け止めてもらえる喜びを感じたい欲求は誰にでもある。当たり前のこと。
私もそう思っています。
でも、
ちょっと、
そこを飛び越えてもらいたい
と願っています。
では、
私が、そう応えるている理由についてお話ししてみます。
『ありがとう』って言われたいという気持ちは、
相手を喜ばせることで、
自分の承認欲求を満たしたい。
そんな気持ちが、少しばかりか入ってます。
もしかしたら、
本当にその人が望むことを置き去りにして
「これは、喜ぶに違いない！」と、
独りよがりにも成りかねません。
自分が、
これは絶対にイイ！と思ってしたことに対して、
『ありがとう』が返って来なかったら、
どんな気持ちになりますか？
「えー、ショック。」
「なぜ？」
「こんなにしたのに
」
」って、不穏になりませんか？
では、
「"ありがとう"っと言えてる」
その時は？
相手を認め、
ただただ受け止めている状態。
自分の行動や言葉が、
認められ、
受け止められている時って、
どんな気持ちになりますか？
すごく嬉しいですよね！
安心しますよね！
穏やかになりますよね！
そしたら次、あなたはどう思いますか？
『認めてくれて、ありがとう！』
って思えませんか？
『ありがとう』という気持ちで、
いっぱいになりますよね。
そして、
『ありがとう』と伝えてくれた方にも、
『ありがとう』って伝えたくなりますよね。
そう、
やまびこのように返ってくるのです
『ありがとう』って言われたい気持ち、
認めてもらいたい欲求、
満たしてくれますね。
お互いに満たし合え、
心地の良い状態。
ご利用さんと私たちが、
とてもいい状態で、
ウィン=ウィンの関係となります。
私たちの関わっている方には、
言葉を口に出すことができない方もいらっしゃいます。
でも、
気持ちや感覚は伝わると私は思っています。
お顔の表情や動き、手の握る力、仕草。
少し視点をかえるだけで、
「"ありがとう"って言われたい」というところからちょっと飛び越えられ、
今までとは違う関わりが持てるのです。
そして、
それはご利用者さんだけでなく、
スタッフ間でもできるといいですよね
良いエネルギーが循環する空間、
人間関係が構築できたら、
ケアをすることや、
この仕事の素晴らしさを
今より感じ、
気持ちの良い環境で
ケア、お仕事ができると思います。
中には、
『ありがとう』って言われるのが当たり前、
って思っている方もいらっしゃるかも知れません
。
でも、
あなたのそういった、
相手を先に認める、受け止める姿は、
きっと、誰かがみていますよ
では、笑顔で頑張って下さい
今日もありがとうございました