みなさんおはようございます。金町南口整骨院です。

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

暦の上では『立冬』を過ぎたということで、季節は一応『冬』ということになりますが、ここのところの気温を見てみれば本格的な『冬』はまだまだ先なのかなぁという感じですね。さて今回の『金町南口整骨院のブログ』は、ちょっと間隔が空いてしまいましたが『疲労』の第6弾!『腹「圧」呼吸』の具体的な行い方についてお伝えしていこうと思います。

 

『腹「圧」呼吸』を行う際に意識して頂きたいのが『横隔膜』です。『横隔膜』とは上部には『肺』、下部には『腹腔』があるその間に位置している、呼吸に関係する筋肉です。ですので胸だけを使った浅い呼吸をしていると、『横隔膜』を大きく動かせないので、本来であれば上下動するはずの『横隔膜』の動きが悪くなっていきます。するとますますお腹に『圧力』はかかりにくくなり、身体はどんどん縮こまり、姿勢が悪くなり、中枢神経の信号も身体の各所に届きにくくなって、『疲れやすい身体』に一層近づいていくことになります。反対に『横隔膜』をしっかり下げて息を吸えば、『腹腔』が上からプレスされる形になり、身体の外側へと『圧力』がかかります。『横隔膜』を下げながら目一杯吸い、お腹をパンパンに膨らませたまま(その『圧力』を保ったまま)息を吐くのが、自然に腹圧のかかった『腹「圧」呼吸』です。(『横隔膜』を下げたまま息を吐くには、『お腹は膨らませたまま』『肩を上げない』のがコツになります。)お腹の内側から圧力がかかると、それを押し返そうとして『お腹の外側の筋肉』も働きます。この『ダブルの力』で身体の中心(体幹と脊柱)がしっかりと安定し、『姿勢が整う』というわけです。言葉だけを見ているだけではなかなか難しいと思われるかもしれませんが、次の順序を踏んで行えばその感覚がつかめるはずです!

 

では、実際にお腹を膨らませたまま息を吐き切る『腹「圧」呼吸』をやってみましょう!まずは感覚をつかみやすくするために座ったままで行いますが、始める前に

 

① 筋肉には決して力は入れず、出来るだけ『リラックス』して行いましょう。

② 決して『無理』はせず、体調が途中で優れなくなったりした時は必ず中断し、コンディションが戻ってから再開しましょう。

③ 『疲労』を防止するためにも、『1日最低1回』は取り組みましょう。

 

では『腹「圧」呼吸』にチャレンジしていきましょう!

 

① 骨盤をしっかり起こし、胸を開いて姿勢を正したらゆったりと座りましょう。お腹と太ももの角度は90度。膝の角度も90度に。手の甲を前にして指先(人差し指~小指)だけをお腹側に曲げて両手を膝の上に置きます。

② 両手をお腹側に太ももの上をゆっくりスライドさせ、足の付け根(鼠径部)に指先を軽く差し込みます。

③ 『5秒』かけて鼻から目一杯息を吸い、『足の付け根に差し込んだ指を、徐々に押し返すようにお腹を膨らませる』これが『腹圧』が高まっている状態です。この時に『肩を上げない』ように意識すると、『横隔膜』が下がりやすくなります。

④ 『5秒』かけて吸った空気を、『5~7秒』かけてゆっくりと口から吐いていきます。この時のポイントは、息を吐くときに『腹圧』を弱めないこと。『膨らんだお腹が、指を押し返す感覚を指先に保ったまま息を吐く』ようにしましょう。息を全部吐き切ったらお腹を一度緩めて③に戻ります。

⑤ ③と④を『合計5回』繰り返したら終了です。

 

ここまでにかかる所要時間は1分程度ですから、忙しい方でも朝晩に行いやすいと思います。座って行うことで『腹圧を高めてお腹を膨らませたまま息を吐く』ことに慣れて来たら、手を使わずに行い、次いで立って出来るようになったら日常生活でも『腹「圧」呼吸』を行って、『腹圧』を高めて呼吸をすることを習慣づけましょう。

 

『腹「圧」呼吸』はシンプルでありながら、『疲れの予防と解消』が期待できる、いわば『最強のメソッド』です。なぜなら『呼吸』というものは、我々人間の身体の働きの中で、『数的』にも『内容』的にも非常に大きな要素を占めているからです。人間は1分間に『12~20回』呼吸しています。1分間に12回呼吸する人なら『1日1万7280回』1分間に20回呼吸する人なら『1日2万8800回』無意識に行っているとはいえ、相当な数になります。

 

以前のブログでもお伝えしましたが、『疲れない身体』を作るためにも『食事』は重要ですが、人間は数日何も食べなくてもしばらくは生きていられます。『睡眠』もまた、覚醒している時間と同様に重要なものですし、『寝不足』『疲労』を招くうえ、『脳震盪』と似た状態を引き起こす危険なものですが、1日徹夜しても命を落とすことはほぼありません。しかし私たちは、呼吸をしないと間違いなく5分程度で死んでしまうのです。

 

今回のブログ、いかがでしたか?生命に不可欠なのに無意識にしがちな呼吸を、意識的に『腹「圧」呼吸』にシフトすることができたら、身体は劇的に変わっていくチャンスがあります。みなさんもぜひこの『腹「圧」呼吸』を実践して、疲れにくい身体を作りましょう!次回の『金町南口整骨院のブログ』は、引き続き『疲労』の第7弾。『ご自分でチェックできる『疲労』のチェックポイント』についてお伝えしようと思います。引き続きご覧いただきますよう、よろしくお願い致します。

 

 

金町南口整骨院では、患部の施術だけではなく、日々の生活の中でみなさんに気をつけて頂きたいことや、行っていただきたいことなど、ご自分でできる『セルフケア』にも力を入れています。またご自分のお身体がどれだけ歪んでいるのかが一発でわかる姿勢チェックも行っています。我々と一緒に気になる症状を解消してみませんか?お身体のこと、何でもお気軽にご相談ください。

 

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