いつも歯科の往診でおじゃまする
とある方のおうち。
ずっと脳梗塞からの首から下が
微かにしか動かず不随で
それが三年ほど前に 不慮の事故で
体から顔にかけて大火傷で重傷を負い
両手足切断、喉は気管切開となりました。
それでも回復してこられ、ここ一年ほどは
すべてのことを誰かに委ねる毎日ですし
多少の起伏はあるものの
比較的安定してみえてました。
でもね、この前
いつになく苦しいお顔をされていた。
いつも 私のことを 先生に
オバハンは?←ってわざと言いながら
来るのを楽しみにしてくださっているのですが
短い口腔ケアが、精一杯でした。
その時に思いました。
いつ急変してお別れがきてもおかしくないお身体なんだなって。
それはある意味だれでもそうだけど
この方は特に。
そして
体が辛ければ精神的にだって、きっと
考えようによっては絶望でどうしようもなく
沈む時もある。
私なら‥もう生きていたくないと思ってしまうことも
絶対あるだろうな。
でも死ぬことは選べない。
来年は‥
って、
巡る季節を思ったり
未来を描く要素のほんの一つにと思って
来年の干支、とりさん。
この前作品展におじゃました
そしたら次は イノシシだ。
オバハン どんなん作って来るねん
そんなことを一瞬でも
思うきっかけになればいいな。
キラキラ羽のにわとりさん
あー。辰なー。
難しそう
明日の 今年最後の往診で
お届けしてきます