人生初出産が完了しました。

まさか、自分が子どもを産む日が来るとは夢にも思ってなかったよ。

別に子どもなんて好きじゃないし。

でも、産んでみるとかわいいもんですね。

とってもいい子に思えてかわいいです。

自分の子どもだからでしょうか。

周りも喜んでくれて、二重に嬉しい限りです。


さて、私は帝王切開手術をしたわけですが、

手術室に向かうときにはもう、諦めモードでした。

「死ぬかもしれない」と「大丈夫。無事終わるさ」というふたつの気持ちが頭にありました。

別にパニックは起こしませんでした。


「ここに寝てください」

と言われた先には、意外と小さなベッド、というか台がありました。

そこに自ら寝転び、緊張はMAXに。

震えが止まりませんでした。

しかし、なだめ役の人がいて、

麻酔を打つ時も、手術中も、ずっと手を握っていてくれました。

「大丈夫。私ここにいますからね。」

そう声をかけてくれました。

女神様のようです。

あぁ、大丈夫だ。何かあっても大丈夫。

がんばろう。

そう思いました。


手術室には音楽もかかっています。

音量は小さめですが。


そうして、色んな優しさに包まれてあたくしは娘様を産んだわけです。

敢えて、「産んだ」と言わせてください。

「取り出した」が正しい表現だと私も思うのですが、やはり「産んだ」と言いたいものです。


口下手な夫は、手術前も手術後も

気の利いた言葉をかけてくれませんでした。

「いってらっしゃい」と「お疲れさま」だけ。

私は手術前は「バイビー」と、手術後は頷き返しただけです。


産まれたての娘様は、すぐに泣いてました。

かわいいと思いました。

私は涙が出ました。

触ると、とても温かかったです。

ほやほやです。

でも、奇妙だとめ相変わらず思っていました。

お腹の中にいたの?ひえー。


いい話編はこれで終わりです。