30代後半から、入退院を繰り返しながら日常生活を送っていましたが、自転車に乗る事も公共機関を利用する事も出来なくなりました。
それでも外出は介助があればできるので、通信制大学で自分が興味ある事を学ぶようになり、車椅子を利用しながら講義を受けたりと充実していました。
そんな時、通院先の診療科で入院・手術の話がありました。入院期間は約1ヶ月の予定。
10年前の初夏の頃でした。
ところが、手術当日になってトラブル発生。右腰部に違和感があり看護師に伝え、間もなく主治医が飛んで来ました。「腫れてる…」
安静にして待つように言われ、どこかへ走り去り機械のようなものを持って戻って来ました。 よく見るとエコーでした。ベッドの周囲をカーテンで囲み(この時は4人部屋)、ゼリーを塗り画像を見ながら一言。「何だ、これは…」医師も看護師も絶句していました。私は、何かが起きた事は感じ取ったのですが、質問する前に慌しくなりお預けとなりました。
ベッドごと移動して、検査三昧。そして、両親が駆けつける。医師の説明。そして、私の元にも来られました。
「脊椎付近から内出血していて、塞栓をします。執刀医は…」と説明があり、一瞬頭の中は真っ白。輸血も必要でした。塞栓後、4時間は動かせないので手術は2日後となりました。個室へと移動してから、医師や看護師が出たり入ったりバタバタでした。
手術前日に手術室の看護師が来られ、手術についての説明。続いて、麻酔科医からの説明。最後に、執刀医からの説明と慌しく時間が過ぎて行きました。術後はICUで休んでからこちらの病棟に戻って来るとの事。ちょっと不安。でも、よく知ってる医師だから大丈夫と信じたい。翌日昼から手術開始。夕方、無事に終了。
ICUでは、ベッドのまま体重測定ができる。凄いなと思いつつ、看護師から「痩せちゃってるね」と。自覚はないのだけど…
洗髪も丁寧にして下さり、本当にお世話になりました。麻酔科医も手術の合間に様子を診に来られる。1週間ほどいました。
退院は、晩秋の頃です。