いやー、見て参りましたよ。

 

「ひとよ」

 

白石和彌監督の大ファンなので

 

非常に楽しみでした。

 

内容はもう本当に・・・

 

 

この監督の作品を見た後が毎回余韻で立ち上がれなくなるんです。

 

 

神経研ぎ澄まされる感じがするんですよね。

 

そして自分の幸せを再確認する作業に入るんです。

 

毎回。

 

 

 

しかし

 

今回は少し違和感がありました。

 

 

その違和感の原因

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「音尾琢真さん」

 

 

 

この人である。

 

音尾琢磨 に対する画像結果

 

https://www.bing.com/images/search?q=%e9%9f%b3%e5%b0%be%e7%90%a2%e7%a3%a8&FORM=HDRSC2

 

より

 

 

 

 

まあ有名な役者さんですよね。

 

 

大好きな役者さんではあるんですけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人が出てくると

 

半端じゃなくよくないことが起こるイメージがあるんですよね・・・

 

 

 

 

 

 他の白石監督作品でもそうですし

 

大好きな映画「祈りの幕が下りる時」

 

でももうめちゃくちゃな役なんですよ。

 

見る年齢次第ではトラウマになるくらい。

 

 

そんな生粋の悪役である音尾さんが

 

 

 

今回の

「ひとよ」

 

では

 

もうすんごくハピネスな役柄なんです!!!

 

 

すんごく明るい!!

 

タクシー会社の代表なんです!!

 

 

従業員に対して

 

もうすごく丁寧で

 

理想の上司って感じなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひとよ」の内容なんですけど

 

 

暴力的な父親がいて

 

その父親は子供に対して危うく殺人に発展するレベルの暴力を繰り返すんですね。

 

子どもたちを守るべく

 

母親は夫を殺してしまうんです。

 

 

しかし

 

 

結果的に子供たちは

「人殺しの子ども」というレッテルを貼られ

 

 

かなり厳しい生活を強いられるんですよね。

 

 

子どもからしたら

 

母親は父親から自分達を守ってくれたヒーローではなく

 

「人殺しの子ども」というレッテルを貼られる原因になってしまうわけです。

 

 

そんな母親が15年の時を経て子供たちの目の前に現れることで

 

物語は動き出すわけです。

 

 

 

どうですか??

 

 

 

もう音尾さんがめちゃくちゃ悪いやつとして

 

家族を苦しめるイメージしか湧かなくないですか??

 

 

この事件を追う週刊誌の記者なのか

 

この事件に付け込んでなにかを強請るヤクザなのか

 

はたまた

 

暴力的で、妻に殺される男性役なのか

 

 

いいえ

 

そのどれでもありません。

 

 

すんごく人がいい

 

タクシー会社の代表です。

 

 

 

是非、見に行ってみてください。

 

 

音尾さんのイメージ。

 

 

180度変わりますよ。