リウマチケアを行う看護師に必要なのは、患者さんに対して正しい知識を提供し、身体的なケアを行うだけではなく、精神的ケアもしなくてはいけません。しばしば問題になるのは、患者さんとの人間関係です。リウマチは完治が難しい病気です。そのため、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合ってケアできる反面、人間関係が良くないと治療がスムーズにはいきません。患者さんとの信頼関係は不可欠であり、患者さんがいかに病気と向き合っていくかで、今後の治療にも影響してきます。
また、患者さんの家族、医師やリウマチ治療に関わるスタッフとの人間関係も、治療を円滑に進めていくためには必要です。

この人間関係の問題については、コミュニケーション不足が原因していることが多く、頻繁にコミュニケーションを取ることで解決できます。普段から患者さんの言葉に耳を傾けたり、よく観察したりすることでちょっとした変化にも気づくことができるでしょう。
また、患者さんと医師との間でコミュニケーションがうまく取れてない場合も多く、コミュニケーション上で悩みを抱えていたり、うまく症状を伝えられずにいる患者さんもいます。看護師は、こうした医師と患者さんとのコミュニケーション不足を補い、サポートしていく役目も担っています。

こうして、患者さんや家族、医師やその他の医療スタッフと、コミュニケーションを頻繁に取りつつ、それを信頼へと繋げて行くのが解決策です。リウマチで将来に不安を抱える患者さんに寄り添いながら、前向きに病気に向き合ってもらえるように、サポートしていけたらいいですね。

リウマチは自己免疫の異常により、関節の痛みや腫れなどが起こる病気です。関節以外にも、症状が全身に及ぶこともあります。そんなリウマチですが、「原因も未だにはっきりしないし、よく分からない病気」と、不安に思っている人も多いでしょう。どのような病気なのか、検査や治療がどのようなものなのか、少しでも知識を得ていきましょう。

まずリウマチは30代から50代くらいの年齢の女性に多く、100人に1人の割合で発症するといわれています。朝の指のこわばりが症状の一つです。第1関節から症状がでることは稀で、第2関節や、手首、足の指の付け根から症状が出ることが多いとされています。
検査は、主に診察、血液検査、画像検査です。診察では、触診を行い腫れや痛みの有無や程度を調べます。血液検査では、炎症の有無やリウマチで出やすい特殊な物質の有無を調べます。また、画像検査では、骨の変化がないか、関節の滑膜の炎症の有無を検査するようです。
治療は、飲み薬や注射、点滴でコントロールを目指します。また、患者さんの症状に合わせて無理の無い範囲でリハビリを行います。これは、適度に動かさなければ筋肉の力が落ち、関節が硬くなってしまうことも考えられるためです。関節が硬くなってしまうと、痛みに繋がることもあります。筋力や関節の可動域を維持するためにも、リハビリは重要であると考えられています。日常生活動作を維持するために大切なことなのです。

これらの基礎知識を踏まえて、次はこちらのサイトでリウマチ科の仕事内容への理解を深めていきましょう。