おかゆちゃんとムサシちゃんを迎えてもうすぐ丸2年。

 

時が経つのは早いものだと思うが、どうも追加工事した柵の調子が悪い。

 

 

 

具体的には「のぼれんニャン」の扉を下で受けるパーツ(フェンス開閉ジョイント下)が破損したのだが、直そうと思い、上下の突っ張りを緩めようとしたら、天井ボードも破損しているのを発見。

普段から突っ張り棒を使っているので慣れで気づきもしなかったが、よくよく考えれば素材が石膏ボードなので、耐久度は当然弱いに決まっている。

 

つまりやるべきことは

 

1.天井を直す

2.扉を直す

3.手すりの柵について、上下突っ張りの仕様を廃止して別の工法で対応する

 

「1.天井を直す」

 

これはさすがに職人経験がないので業者に任せることにした。

 

「2.扉を直す」

 

あわてて本体一式を買ってしまったが、後で調べてみるとパーツが別売りされているらしい。但し現時点ではAmazonにはなく、楽天で扱っている。

 

 

この部分は、根元の関節部分が斜めになっており、これによって開閉時に自動で閉じる仕様になっている模様。

便利な反面、普通に開け閉めすると根元に負荷がかかりやすく、今回の破損に至ったと思う。

対策としては、開閉時になるべく扉を上げてから開けると負荷が減らせるみたいだ。

 

「3.手すりの柵について、上下突っ張りの仕様を廃止して別の工法で対応する」

 

これについては、これまでの職業経験が十分に活きたアイデアで対応した。

まず基本的な考え方として、軽鉄下地工法を応用した。

この図でいうなら、ランナーというレールみたいな部材を敷き、そこにスタッドをはめ込み、歪まないように振れ止めを付けるというものだ。

これをホームセンターで棚材のアングルを使用して、床や壁に釘止めすることなく、手すりを軸にしてただ上から挟み込んだ。

 

アングルってこんなやつ。Amazonにもあるけど高いのでホームセンターがおススメかな。

参考価格 Amazon¥2,580 DCM約¥900

本来の使い方とはかけ離れているが、このL字型というのがいい。

ストレートと違って強度が優秀だ。

そして穴が沢山あるので、結束バンドやネジを使いやすくする条件が整っている。

 

そして出来たのがこれ。

 

Before

After

 

アングルをランナーとスタッドに見立てたが、単独だと固定できないため、手すりを挟み込んだのがこれ。

 

裏側部分はこんな感じ。

 

で、よく見るこれは何かというと、スペーサーと言ってネジに通して空間を作るパーツ。

これだけだとピンとこないけど、無いとどうなるかというと、ネジをいくら締めても際限なく締まってしまい、アングルが歪んでしまう。

このパーツを通すことでアングルの歪みを防止するストッパーになる。

 

但し軸になる手すりの柱が幅6cmのため対応するスペーサーがなかった。

なのでアルミパイプを切断(金属切断用ののこぎりを使用)して強引に対応パーツを作成。

 

なお、アングルも既存品だとサイズが合わないため切断したが、個人でやれる代物ではないのでホームセンターで切断してもらった(店舗や素材によって対応不可な場合もあるので事前確認すること)

 

あとは、物理干渉が発生する手すりコーナーの根元等は、少し隙間を作って対応した。

5割が即興での対応だったためかなりしんどかった。次回はしっかりデザインを細かくして積算しよう。

 

出来上がった感想だが、予想していたより頑丈な壁になった。

ただ、考えられるリスクとしては、手すりの根元に負荷がかかりやすいため、荷物はなるべく引っかけないようにしよう。

 

作業終了後のおかゆちゃんチェック。

耐久度テスト。

休憩中。

ムサシちゃんも昼休み。

 

あとは天井だけですな。