猫部屋は亡くなった父の部屋を活用した。
父は東京芸大卒ということもあり、働いていた頃も作品を作り続け、部屋には作品がたくさんあった。
しかしこれらをすべて捨てるというのは文化遺産を傷つけるくらいショックの大きいので、破損状態がひどいものを捨てることにした。
絵に関しては置くスペースがあるのですべて保存できた。
問題は作業用具である。
とにかく使い古した絵具や工具がたくさんあり、中には同じ道具が複数あるなど、破棄するだけでもかなりパニックになった。
自宅は戸建て2F+屋根裏部屋という構成なので、屋根裏部屋をなるべく活用したいのだが、屋根裏は自分が小学2年生時代の玩具や布団などが積んであり、最終的にはダットサントラック2t分いっぱいのゴミが集まった。
よって年末の大掃除は屋根裏部屋と亡き父の空き部屋に絞られたわけだが、拭き掃除なども含めると作業ボリュームが尋常ではなく、年始はギックリ腰寸前の腰痛で、1月中旬まで接骨院で治療を受けていた。
※幼稚園児に軽いケリを受けるだけで翌日会社を休めるレベルの状態だった
しかし努力の甲斐あって、事前に準備したゲージなどをそろえて形になってきた。
それと並行して、12月に脱走防止柵などの工事を工務店に依頼。
トライアルが1月20日だったが、何とか間に合わせ、迎えることができた。
ただ、ゴミの山を見て思うことは、fallout4みたいに素材に分解してクラフトする能力があれば、いろんな家具が作れたんだろうなということかな。
【自分も里親になると考えている人へ】
脱走防止柵としてお勧めするのがメッシュパネル(画像にある白い網)。
丈夫だけど柔軟性があり、100円ショップでもあるけど、ホームセンターやAmazonで探すといろんなサイズがあります。
今回の工法は、木製の突っ張り棒にカーテンをまとめるフックを使用し、ひっかけるという方法ですが、ゆるみがないように中間に別途突っ張り棒を張って、インシュロック(レバー付きで取り外し可能なタイプ)で固定するとゆるみがなくなって安定します。
基本固定ではなくひっかけるという方法を採用した理由は、年に数回窓ふきをするときに作業がしやすいこと、換気をしたいときに取り外しできるという利点があります。
また、隙間を埋める網(画像でいう黒い網の部分)については、Amazonでメッシュネットというものもありますが、園芸用の網もいいと思います(自分は園芸用の網を使用)。
自分は工務店に依頼しましたが、時間的にゆとりがある人なら自分でやってみるとコストが抑えられると思います。
【捨てるのが惜しい家電はハードオフへ】
今回はハードオフをかなり活用しました。
家電だと10年以上使用したものは買い取り対象外の引き取りのみになりますが、数年であればお金になります。
また、オーディオ機器や電子楽器は10年以上でも買い取り対象になります。
ただ、VHSのデッキは買い取り出来ても、テープは買い取り出来ませんので注意が必要です。