2年前の12月に愛猫の三千春が亡くなった。

 

 

コロナ騒動から自宅でゲームをする習慣が身に付いていたが、愛猫が亡くなってからはさらにゲーム時間が増えた。

特にオンラインよりもオフラインのPCゲームだと、Modでゲームを無料で改造できてしまう便利な時代になったので猶更だった。

 

人間は集中すると幸福度が上がるというハーバード大学の研究結果もあるとかないとか。仏教でも雑念を払うことで不幸に反応しないという話もある。

 

いずれにせよ、愛猫が亡くなってしばらくは次の猫について考える気もなく、幸福かどうかは別として、迷惑をかけない限り何かに集中することで、気を紛らわしていたのかなと今は思う。

 

ただ、野良猫が保護された系のYahoo!ニュースでは、捨てた人の批判か、可哀そうとか、拾ってくれた人ありがとうというコメントが多く見られたが、自分の中で気持ちがモヤモヤしていた。

 

無理に保護してとも思わないが、一方で文句を言っている暇があるなら行動すればいいのにと感じつつ、可哀そうだと思って何もしていない自分がとても無力に感じた。

 

やがて時間がたつにつれ、冷静に考えてみると、別に会社を立ち上げるとか、株投資で儲けるとか多額の負債を負うわけでもないし、現実的な経費で行動することで救える命があるのかなというのが里親になろうと思ったきっかけだった。

 

そして昨年11月に「ペットのおうち」に登録し、12月に3回目の応募でようやく面会をすることになった。※余談だが、カン・ユーというハンドルネームは、ロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』に由来する。本当は主人公のキリコにしたかったのだが、よく使われる名前ではじかれることが多いため、不本意だがサブキャラの名前を採用した