宮崎駿さんが引退した。早過ぎるという声が多いが、72歳という年齢から見たら至極真っ当な決断だとは思う。

監督にも色々いる。例えばヤマト復活篇の監督である故西崎さんなどは、正直絵コンテすらもろくに書いていないのではないか。キャラクターもメカも担う人は決まっていた。その人たちが日夜作成し、昼頃監督が見に来るという制作風景だったと以前聞いたような気がする。宮崎さんがおっしゃっていたように、監督の仕事は人によってバラバラなのだ。

それは様々な業界においても言えることだと思う。税理士業界でも、72歳で宮崎さんのようにバリバリに実務を行う人はどれくらいいるだろうか。ソフトを駆使し申告書を自分で打ち出す。72歳と言ったら所長だろう。勤めているケースだとしても、若いスタッフに一任することがほとんどだと思う。文化人ではなく町工場の親父であると言い切れる所長税理士がどれくらいいるのかという気はする。

つまり、宮崎さんのような昔気質の人達は今やかなりの少数派なのだ。CGに頼ることを辞めた。音声はステレオではなくモノラルにした。世の流れとは逆行し、手間のかかる道を選択した。それこそが人の温もりであると言わんばかりに。

宮崎さんが世に提示しているものは、痛烈な風刺になっていると思う。突き付けられたテーマは難題であるが、今後彼が世に提示するものが何であるかは注目に値するだろう。とは言っても、彼自身は隠居の身としてそっとしておいてほしいところだろうが。

まあいろんな商売があるから一概には言えないけどね。


だけど何でもかんでもブログ利用すればうまく行く、なんて考えは捨てた方がいいだろうね。


ブログってのは、結局人と人との結びつきを企図したものだと思うんだよね。だから、Facebookが流行れば、そっちになびいちゃう。人もお金も流れるからね。時が経てばそこにはいなくなっちゃうんだよ。


それで、客寄せパンダのSNSゲームでしょ。くだらないっての。


何やら女子高生風の女の子が出てきてさ、一緒にお話ししない?とか、大丈夫なのかよな。子供も見てるんでしょ?AKBのメンバーなんかたくさんamebaのブログやってるんだから。


そもそも人との結びつきはリアルが一番。そこがすべてと言っても過言ではない。ブログやネットから入ってしまうと危ない奴多いんだよ。だから、学校でも厳重に注意しているわけであって。当たり前なんだよ。正しい教育だよ。


それを前提として、利用するしかない。

久しぶりのブログが恥をさらすような代物なんだから、このブログもお笑いだよ。先月の半ばにセンター試験が実施された。その英語・筆記に遅まきながらも取り組んでみた次第でさ。まあやる気のある人は、積極的にTOEICに取り組むのがいまどきのビジネスマンでさ。だけど、TOEICは敷居が高くてさ。大学生も積極的に取り組んでいると思うけど、とにかく圧倒される単語量。これは日ごろからしっかり勉強してないと取り残されてしまう分量で、仕事にかまけているおいらからしてみれば、息切れするのが当たり前。何しろ最後まで行き着かない。以前スコアがせいぜい600点弱だったおいらからすれば、まあ世間的にはそこそこのスコアとは言われようが、結局は4割以上は理解できてないってことで、試験時間の間はほとんど苦痛なんだ。


そこで、センター試験を解いてみようとしたというわけ。もうかなり英語の勉強から離れてしまったけど、これは基本的な問題だろうと読んでいるわけで。


数年前にセンター試験英語の赤本を買った。追試験を含めたそのボリュームはかなりのもので、それでいて780円。こんなにサービス精神旺盛な英語の本ってあるだろうか!?全部記号選択だし、ばらして使えば電車の中でも解答できる。携帯アプリにはまるよりよっぽど有意義でしょ?


暇な時にちょこちょこ解いていた。平均して170数点は取れていたと思う。85%だね。しかも制限時間の10分ほど前に終わることも度々だった。これには少なからずも感動した。何だ、俺国立目指せばよかったかな、なんて。


しかし、ここ数年はとてもとても。まず時間内に終わらない。全部終わらせようとすると、10分くらいオーバーしてしまう。しかも、スコアが悪くなっている。今回だって、156点だ。最近は単語量が増えたそうだ。正直、瞬発力が求められてきているような気がする。難しくなった、というのが感想だ。


それでは、恥を承知で、大問ごとの解説をしよう。

第1問

正直、俺にとっては意味不明な問題だ。発音はともかく、アクセントはその日ごとに変わる。つまり、俺の感覚に左右される。ハーンバーガーであろうが、ハンバーガーであろうが、俺の知ったことではない。だが、meterをメーターと読むのは日本語的で、そういうのは本場感覚としてはいかがなものだろうか?とは、さすがに思う。ここはミーターって言わなきゃさ、恥ずかしくない?そういう恥の概念はさすがに持ち合わせている。まあそういうことだ。


第2問

文法・会話・語群整序問題。文法は、テキストに載っている典型的なものもそれなりにあり、勉強している人にはかなり「優しい」問題だった気がする。こういうところで落とすということは、そもそも勉強してないということである。会話問題は流れに従っていけば、結構解けると思う。こういうところで躓く人は、そもそも日本語力にも問題があるかもしれない。語群整序は、今回結構難しかったと思う。もともと日本語の併記されていないこの問題は、難しいとは言われているけどね。


第3問

このしょっぱなの問題は難しかった。普段使い慣れていない言い回しや単語の意味を文脈から捉えていくのだが、これはかなりの難問に思えた。とりあえず後は出来たのだが、ボリュームに圧倒。ここは、相当スピードを意識しないといけないと思う。


第4問

パーフェクトだったのだが、ここもボリュームがあり、スピードを意識しないと終わらないと思う。写真屋の広告は、上から順に解いていくのではなく、全体を見て解く癖を付けておかないといけないだろう。そういう意味では、難問である。


第5問

ぐるなびの映画版。というより、ホームページで、映画のレイティングとコメントってよくあるよね。ここもボリュームあり。ここもスピードを意識。しかし、よく間違えていた。


第6問

ダンスについての論文だが、ここが結構深い。内容自体は、そんなに簡単な文章じゃないと思う。問題自体は解きやすかったが、原文にかなり忠実な出題だったかもしれない。とっつきにくい。第5問の文章のほうがとっつきやすかったのだが、よく間違えた。ということは、実際点を取るには、本文自体の難易度ではなく、設問の状況に左右される、と考えたほうがよさそうだ。そういうことは、出題者も意図していると思う。


センター試験で高得点を狙うには、確かに基礎力が要求されるのだが、それ以外にテクニックも必要だと思う。ボリュームを増やしたのは、確かに社会での英語能力の水準が上がった、つまりそれなりの企業に入った場合の要求水準の上昇を意味しているとは思うのだが、差をつける、という意味合いもあると思う。要所要所に驚く仕掛けがあり、焦らせることも、心理戦に耐えられるかどうか、という感じだ。ただ、この辺については、学校や予備校でみっちりトレーニングしていることだろう。正攻法で解いてしまうと、それなりにスコアが伸ばせない仕掛けが出来ていると思う。受験生としては、こういうものとも戦わなければならないのだ。


それでも、私立の問題などと比べてしまうと、まだ偏りのないほうなのだろう。くじけず頑張って欲しい。とりあえず俺も傷ついてみた。