foggy_man -22ページ目

あお

ますます色を濃くする青
硝子ごしの舗道
あのころあるくひとを見てるだけでも
話すことがみつかった

隣に居る君に話しかけながら
君のクスクスが楽しくて
くだらないことばかり並べ立てたよね
お互いをわかりあい過ぎているから
くだらないことだけで
話なんかそれで充分だった

言葉にしなくても真実はそこに
そこにずっと
永遠にある
だからね
嘘にも出来るんだ
大丈夫
嘘にだって出来る

ますます色を
濃くする青
やがてそれは天を覆い尽くし
夏の粒子に変える
その飛沫を浴びながら
君を今なら
手放せると感じた
悲しいけど
カンだけは誰よりも
誰よりも良いから
この瞬間は見逃せない


言葉は見る間に透明になって
周囲と同化の速度には誰もついて来れない
街に
空にとけ込んだら
もう誰も気がつきはしない
君以外は


同じこの空を見上げて
心を愛し合う
永遠のランドマーク