foggy_man -18ページ目

☆

帰り道を忘れている

忘れたフリをしていたはずが
いつか

本当に忘れてしまった


君の手を握って
それに夢中になっていたら


いつか帰りたくなったら
必ず帰れる

なんて

思い込みだったのかもしれない



繋いでいた手を離したら
そこは
急に一人だけの街
知らない風景の中
駅を探す
ただひたすらに
ゼロに戻すため