最近、PCの調子が悪い……。
大事になる前にデーターを避難させなくてはならないが
何となく忙しくて、その上暑いしなかなか行動に移せない
今日この頃です。
今年の初めですが 高校時代の同窓会を行う事になりました。
地元の田舎で……と、最初は考えていたようですが
とりあえず「『札幌』でやろう」と唐突に決定。
その結果、私が発起人の一人となり 雑用を手伝う事になりました。
ざっくりとですがおよそ30年ぶり位に 会議という名の飲み会で
発起人同級生と会うのですがまあ 年数は経ってますが
「あんまり変わってないね」と、お互い言い合うわけです。
お世辞半分でしたが、確かに皆、あまり変わっていませんでした。
「かんぴょは将来、絶対禿げるな★」 と、友達に言われ続けた
猫毛で細毛な私でしたが
幸いにも禿げることなく、更に白髪に悩まされる事も無く
更にいい歳してロン毛の私を「奇跡だ……」と言われたりして
笑われたりして良い会合(飲み会)でした。
「俺は呑むぜ!」と、豪語していた同じ部活の仲間は
女性陣の呑みペースの速さにタジタジ。
私も正直、びっくりしました。
「今日はまだ遅い方よ~~」と、ビールジョッキとワインを
交互に呑む姿は勇ましく
「ちょ、そんなペースで呑んだら身体壊しちゃうよ」 と、
男性陣が恐る恐る窘めるのですが
そんな言葉「聞こえな~~い★」と、浴びる様に
酎ハイを注文するのでした。
「ねえ、みてコレ。私、娘とコスプレしたんだよ」
と、女性陣の一人がスマホで写真を見せてくれた。
私と隣に座っていたY師匠(彼も発起人)は口に含んでいた
メロンソーダとウーロン茶を噴出した。
そのコスプレ写真はなんと 初音ミクのコスだったのです。
「ねえ、知ってる? 初音ミク?」
私と師匠は目を一瞬合わせて答える。
「あ、ああ、何となく……見た事あるかな……」
「お、おう! ワシもどこかで……見たような……」
動揺する我等。
「コスプレ楽しいよ~~」
「へ、へぇ……」
「ワシ等じゃ……着れないなコレ」
ミニスカートから伸びる足に目が泳ぐ私と師匠。
まさか、こんな所でしかも同級生がこの歳でコスプレとは……。
しかもそこそこ着こなしていたし。
その帰り、師匠と私は話した。
「まさか……ミクさんのコスプレをする人がいたとは……」
「む、むむむ。正直、旦那さんがうらやましい」
「ちょ、師匠……。露骨ですよ」
「ワシの夢は……結婚し、娘がもし出来たなら―――」
「ちょ! 師匠! まさか娘さんにコスプレを!?」
「いや、高校生になったら、娘の制服をちょっと借りて
奥さんに着させたい……なって!ぽっ☆」
「ひっ! どひゃあぁぁぁ~~~ああっ!!」
師匠のとてつもない夢を聞き、私も彼の様な
一流の変態紳士になりたいものだと、
おごそかに思うのでありました。
おしまい