出雲北陵高校の小野泰和(おの・だいと)選手がインターハイ男子シングルスで優勝。
本当におめでとうございます。
島根県民としてメチャクチャ嬉しいです。
2004年の松江インターハイでも女子シングルスで出西の高斉選手が優勝し(たと思ったら速攻で中国へ帰国し)ましたがそれ以来ですね。
県内の大会で小野選手を見てきて、ひとつ印象に残った出来事が今年ありました。
中国大会の県予選、朝の練習時。
北陵の子たちが練習してるゾーンで1人、上手なカットマンが練習してるんです。
「あれっ、北陵にカットマン居なかったよな。王くんは卒業していま朝日大だし。」
そして、よく見ると左利きなんです。
「?!?」
さらに見ると、小野くんなんです。
かれこれ15分くらい小野くんがずっと綺麗にカットを引き続けている。
そして練習相手へ熱心にアドバイスしているように見える。
ハッとしてトーナメント表を取り出して漸く気付きました。
小野くんと練習してる子は決定戦でカットマンと対戦する組み合わせなんです。
つまり、
カットマンと当たるチームメイトの為に、自分がカットマン役となり
カット打ちの練習相手をしていた
んですね。
イイ奴すぎんか。