永田がノア登場 GHC挑戦にも意欲


 新日本の永田裕志(44)が5月31日、都内で会見してノアのGHCヘビー級王座制覇の野望を明かした。6月3日のノア名古屋大会(名古屋国際会議場)で井上亘(38)と組み、1年11カ月ぶりにノア マットに登場する永田は、ともに初対決となる丸藤正道(32)モハメドヨネ(36)組と対戦する。「丸藤選手は切り返しがうまいし、ヨネ選手は思った以上に大きい。楽しみだね。俺が思いっきり盛り上げて、ノアの緑のマットを、俺の色の青に染めてやる」と話した。

 昨年4月からは全日本に参戦して、チャンピオン・カーニバル優勝、3冠ヘビー級挑戦、金網デスマッチと話題を集め続けた。「全日本に続いて、ノアも盛り上げてやる。新日本はもちろん、他団体も盛り上げていると、メジャー団体を牛耳っているみたいで気持ちいいね」と笑顔を見せた。「選手としてだけでなく、ノアの副社長としての丸藤正道にも期待したい。この戦いを点で終わらせないで、線にして流れをつくってほしい」と森嶋猛(33)のGHCヘビー級王座にも意欲。「森嶋選手は俺をリスペクトしているらしくて、酒を飲んでると電話がよくかかってくるんだ。酔っぱらうと本音が出るからね。頑張るよ」とノアの主役奪取を誓った。

 丸藤は「永田裕志というおいしい獲物が現れたからには、おいしくいただいて流れをつくっていく。チョコチョコおちょくりながら、勝たせてもらう」と話した。