私のタイプは珍しいそうで…
入院してる病院の数十年のデータの中でも5人目か6人目らしい。
(何人目か言われたんだけど、ちゃんと覚えてなくて😅
今まで5人しかいないか…5人目か…)


少し前だったら手の施しようがない場合もあったとまで言われたが、
今は良い抗がん剤があるし、頑張りましょうと。


抗がん剤で上手いこと癌を押さえつけているうちに移植することで完治を目指す。


結局、どんなことがあっても
移植は必要。


抗がん剤治療は辛い時もあるものの
それを乗り切ってしまえば、
私の場合は
あとは白血球の数値が上がるのを待つのみだった。


移植はそうはいかない。
何時間も掛けて、看護師さんがオリエンテーションしてくれた内容によると相当ハードだった。


移植前の私は良くドナーの方に想いを馳せていた。
どんな方なんだろう…
お仕事されてるのかな…
子育て中かな…
どうしてご協力してくださるんだろう…

そして
全身麻酔しての採取…
何事も起こりませんように…
手術後も良い経過を辿ってほしい…


ありがとう…
ありがとう…
ありがとう…


ドナーの方を想うと涙が止まらなくなってしまい…
看護師、医師、家族とドナーの方の話をすると良く泣いていた。


移植の治療よりも
ドナーの方のことが気になっていた。


つづく…