5年日記をつけ始めて、今年で13年目になる。
自由に書ける欄は5行しかないので、自分のような三日坊主な人間でも続けられている。

 

 


同じ日付の5年分が1ページになっているから、「○月○日」はページ上部に書いてあって、代わりに毎日年を記入する。
曜日と天気、気温を書く欄もある。


1行目(2行目まで使うこともある)には、食べたものを書く。
「朝 コーヒー トースト イチゴジャム/昼 納豆卵かけご飯 ミルクティ/夕 鶏胸ソテー コールスロー(作りおき)ココア えんどう豆スナック チョコレート」
とかいった具合に。

近年は晩ごはんだけほぼ毎日写真を撮っている。
おかげでつけ忘れて翌日以降に何を食べたか思い出せなくなっても、確認できるようになった。


食事を記録するようになったのは、5年日記を始める前から。
たまたま「CookingDiary」という手帳を買ったら、朝昼晩に食べたものを記入する欄がついていて、食事を記録する習慣がついた。。
ちなみに当時は朝はほぼ毎日みそ汁かけご飯だったので朝の行にはほとんど「ねこまんま」としか書いてない。

今は朝ごはんはだいたいコーヒーとトーストなので、ボケても間違える心配がない。
…たまに食パンを切らして他のものを食べた時もつい勢いで「トースト」と書いてしまって書き直したりするが。


その後別の手帳になっても記録していたのだが、食事以外のことも書きたくなり、5年日記を始めた。


2ないし3行目以下には、今日のできごと、したことを。
仕事や趣味のこと、洗濯、どこに行って何を買ったか、観た映画や読んだ本など。



1行で説明できないこと、うれしかったこと、すごく頭にきたこととか恥ずかしい失敗とか、それだけで頭がいっぱいになるような大きく感情が動くこと等があったらそのことだけ書く日もあるから、やったこと全部を網羅はしていない。


5行目には地震とか著名人の訃報とか、気になったニュースのことを書くこともある。


だいたい寝る前につけるのだが、いまだに時々忘れることがあり、それも気づいたら2、3日飛ばしているということもある。
思い出せる範囲で何を食べたか、何をしていたか記入するが、あまり書けなくて空白があってもまあいいことにしている。

昔ノートに毎日日記をつけていた頃は、日によって書きたいことが沢山あったりあまりなかったり、書き忘れたりして習慣が途絶えてしまい、何年かたってまた書き始める、の繰り返しだった。
だったというか、最後に使っていたノートはまだページが残っているから、沢山書きたい時にたまに開いたりしているし、なくなったらまた新しいノートを用意するだろうから、たまにしか書かないがノートの日記も現在進行形ではある。


どちらの日記も毎日書かなければと思いつめ、「ああまたつけるのを忘れてしまった」と罪悪感に囚われてしまうと余計書くのが億劫になってしまうし、別に誰かに見せる義務があってやっているわけではないのだから、忘れたら忘れたで、気楽にやればいいのである。
字だって、人が読めるような丁寧な字で書く必要はない。自分さえ読めればいいのだ。新しい日記帳の1ページ目で書き損じても大丈夫。

そう思えるようになったこと、1日にあったこと全部が書ききれないぐらい行数が少ないことで、5年日記は結構続けられている。


5年分の1日が一望できるので、去年の今日何をしていたかとかを振り返れるのが楽しい。

1年目は比較できないからどうしても寂しいけど。
前年までの日記を開けば載っているけど、いちいち開いたりはしないもんな。